6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 14:54:28.99 ID:gmlMbEW60

上条当麻は不幸である。 
上条当麻を襲う不幸は様々な形で日常的に彼の人生に組み込まれている。 
故に、彼は常日頃から運命的に、絶対的に不幸である。 

小萌「はーい、じゃあこの問題は……土御門ちゃんに解いt「バンッ!」ひいっ!?」 

明らかな授業妨害も甚だしい、突然教室の扉を乱暴に開けて侵入して来た黒服の男達によって 

?「上条当麻はこのクラスにいるか」 
上条「え?」 
?「連行しろ」 
部下「「「了解」」」 
上条「え?ちょ、あんたら誰、ふ、不幸だぁぁぁぁぁぁ…あぁぁぁぁっ!?待って!財布が机の中にぃぃぃぃ!!!」 
小萌「」 
土御門「」 
青ピ「」 
ぐるぐる巻きに縛られた上に、どこか知らない町へと連行されるような事だって日常茶飯事なのである。 

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 15:07:21.27 ID:gmlMbEW60

──────────── 

?「起きろッッッ!!!」 
上条「はいぃぃぃっ!!……あれ?」 

上条当麻が本日二度目に目が覚めたのは、全方位コンクリート固めの小さな部屋だった。 
?「貴様は上条当麻で間違いないな?」 
上条「お、俺は確かに上条さんですが。ここは一体どこでせうか」 
?「ここは内務省特務機関超能力支援研究局、通称BABELの独房だ。」 
上条「何で独房!?俺が一体何をしたっていうんだよ!!?」 
立ち上がって異議を叫ぼうにも、体がパイプ椅子に縛られていて動けない。しかも何故か亀甲縛りである。 

?「私はこのBABELの局長、桐壺帝三だ」 
口を真一文字に結んでいる眼前の男性は不機嫌そうに、上条を睨みつける。般若のごとく。 



10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 15:08:32.01 ID:/yTQGNQk0

解禁時のあのかっこいいポーズを上条さんがやるのか 



11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 15:15:06.95 ID:gmlMbEW60

桐壺「何で独房か、だと?私はお前が嫌いだからに決まっておるだろうがぁぁぁぁあ!!!」バキイッ! 
青筋を浮かべた桐壺渾身の右ストレートが上条の頬を打ち抜いた。 
上条「い、いきなり何するんだよおっさん!!」 
桐壺「うるさい愚か者が!お前みたいなナヨナヨしたどこの馬の骨とも分からん奴に国から辞令が下る事自体がありえんのだ!このロリコンがぁぁぁあ!!!」 
上条「さっきから酷い言われようだな!?あんた一体なんなんだよ!!あと俺の足を踏むな!小学生のイジメか!!!」 

「局長。」 



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 15:26:13.12 ID:gmlMbEW60

ひんやりとした声が独房中に響くと、桐壺の背後の扉からスーツ姿の女性が現れた。 
柏木「さっさと彼に今の状況を説明してください。」 
桐壺「だ、だが柏木クン!こんなウニ頭のボンクラ高校生に彼女達を任せる事になると思うと不安で不安で…ッ!」 
溢れんばかりの涙を流しつつも、上条の足を踏む行為を止める事はない。 

「うっわ。局長、男の子いじめてるぜ」 
「あっちゃー。ウチの1番嫌いなタイプやわー」 
「最低ね。」 
再び扉の向こうから姿を見せたのは3人の小学生程の幼女。 
上条「(ピアスやら指輪やら…最近の小学生はませてやがるなぁ…)」 
桐壺「ち、違うんだよ君達。これは教育、そう!教育なのだよ!!」 
急に態度を豹変させる桐壺。ドン引く上条。 
おまえがロリコンじゃねぇかとつい叫びかけてしまった。というか叫んだ。 
桐壺「誰がロリコンだ貴様ぁぁぁ!!!」 
上条「痛たたたたた!!俺の髪(アイデンティティ)がぁぁぁ!!」 

結果、ウニの棘の数本を引き千切られる事となった。 



15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 15:36:46.82 ID:gmlMbEW60

──────────── 

上条「…で、こっちから順に明石薫ちゃん、念能力者。野上葵ちゃん、瞬間移動能力者。三宮紫穂ちゃん、接触感応能力者という事でおk?」 
薫「…」 
葵「…」 
紫穂「…」 
無視。アウトオブ眼中である。各々がどこから取り出したのか、ゲームやら雑誌やらお人形やらで遊び始めていた。しかも赤毛の幼女はアダルト雑誌である。 
上条「なんか…無視されているのですが」 
桐壺「当たり前だ馬の骨早く死んでしまえ。」 
上条「このおっさんなんなんだよ本当に…やばい足の感覚無くなってきた」 

ようやく縄から解放された上条は、案内された局長室のデスク上に広げられた資料に目を落とした。 

上条「学園都市外でも能力が実用化されてるとは…しかもあの女の子達全員が学園都市でのLEVEL5相当ってどういう事だよ…」 



17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 15:48:18.95 ID:gmlMbEW60

桐壺「先程も説明したように、国家超能力対策プロジェクトの一環として、学園都市から監視役を求める事になった訳だが。何故貴様のような無能力者の一般人が監視役なのだ!!帰れ!!」 
上条「無理矢理連れて来たのはそっちだろうが!!!家に帰せ!!」 
桐壺「上からの命令なのだ帰れると思うなよ帰れ!!」 
上条「言ってる事が矛盾してんだよ!!」 
柏木「はぁ…。」 
ボッコボッコと資料、説明そっちのけで殴り合う上条と桐壺。 

ふと、 
「うるさい。」 
上条「へ?」 
桐壺「お、おぉぉぉぉぉ!!!?」 
突如桐壺の身体が宙に浮き、ガラス張りの壁を突き破って外に飛んで行ってしまった。 

上条「……え?」 
薫「…あれ?」 
上条「お、おい大丈夫なのか!?あのおっさんここからダイブしたけど!!?」 
壁の外は上空100mはあろう空中である。 
常人ならば接地とともに地面にぐちゃぐちゃのトマトもどきを撒き散らす事は確実。 
柏木「…あぁ、大丈夫ですよ。あの程度では死んではくれませんから」 
上条「何この秘書怖い。」 



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 15:57:06.72 ID:gmlMbEW60

柏木「あなた説明の最中もずっと足踏まれてましたし、天罰でしょう」 

上条「…」 

涼しげな顔で微笑む顔はどこぞの暴飲暴食シスターの噛みつき攻撃1秒前を思わせた。 
あいつ、ちゃんと飯食ってるかなぁ。 

薫「おいそこのお前。」 

上条「ん?俺?」 

振り返ると眉毛を寄せて睨みつけている赤毛の幼女である。 
何故この組織の人間とはこうも不機嫌な顔のが多いのだろうか。 

薫「お前に決まってんだろ。」 

上条「…うん、まぁ、何か用か?(口が悪いなぁこの子)」 

薫「お前何モンだ?さっきあたしの念力があんたにだけ通用しなかったぞ。」 



21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 15:57:44.37 ID:0xtA08hs0

絶チルSSとは珍しい 



23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 16:03:29.18 ID:gmlMbEW60

紫穂「ホントね。死ぬほどのトラウマを読もうとしても何も見えないわ」 

葵「ウチも。瞬間移動で床と合体させようとしてもできへん」 

両手をいつの間にか残りの2人に掴まれていた。 

上条「ひ、姫様方?もしかして上条さんを殺そうとしてませんか。」 

薫「何で超能力が使えねーのか説明してくれたら命だけは生かしておいてやるぜ。さっさとゲロっちまいな」 

上条「」 

葵「別にこの人テレポートできへんくても、鉄柱を真上にテレポートされれば潰れるんやないの?」 

紫穂「持ち物からはトラウマとかトラウマとかトラウマとか読めるかしら?」 

上条「」 



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 16:15:14.12 ID:gmlMbEW60

上条「俺の右手には幻想殺し(イマジンブレイカー)ってのが宿っていてだな、超能力だろうが神様の奇跡だろうが打ち消しちまうんだ。つまり俺に向けては誰も超能力は使えない。」 

上条の説明に対して3人と1人(柏木)の反応は、 

「「「「ズルい」」」」 
であった。 

薫「歩くESPリミッターじゃねぇかよ。信じらんねー…」 

葵「こんなんがウチらの監視役やったら…」 

紫穂「もっと自由が制限されちゃう、わね」 

ジト目の視線が痛い。心を開くどころか敵対心剥き出しである。 
上条「あ、あはは…(ズルい…か)」 

柏木「上条クン。これがESPリミッターの解除端末よ」 

手渡されたのは携帯電話のような機械。 



27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 16:21:24.69 ID:gmlMbEW60

上条「あの、俺学校とかあるんですけど…」 

柏木「その点は大丈夫よ、特別にBABELで超☆高等な授業を受講できるから。もちろん、大学に入りたくても大丈夫。働き口も大丈夫。」 

上条「え、それはどーゆうことでせうか」 

柏木「上条クンにはこの組織に骨を埋めてもらうっていう義務を国から命じられたって事よ。」 

上条「( ゚д゚)」 

柏木「上条クンの住む家はここになるから、後はもう帰っていいわよ。お疲れ様。」 

上条「( ゚д゚)」 

薫「…まぁ、ドンマイ。」b 

葵「精々がんばり」 

紫穂「よろしくね、上条さんっ」 



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 16:25:59.58 ID:gmlMbEW60

上条「ふ、」 

薫葵紫穂「「「?」」」 

上条「不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」 

柏木に手渡された地図を元に辿り着いたのは、普通のマンション。だが室内は前住居である寮よりは格段に広かった。 

上条「ベットも運び込まれてる…マジで上条さんは骨を埋める場所が決まってしまったのでせうか神様」 

神様に頼るのは無粋というものだ。何故なら自分の右手が本人の意思に背いて、ソレを拒絶しているのだから。 

上条「今日は…もう寝よう」 

上条当麻は久しぶりに泣き寝入りする事となった。 



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 16:44:19.66 ID:gmlMbEW60

─────────深夜。 

ゴソゴソ… 

上条「…ん?」 
不自然な物音によって上条当麻は目を覚ました。僅かながら、話し声もする。 

上条「泥棒?…不幸だ…」 
寝室から出て、音のする方へと忍び足で向かう。上条の武器は右手に宿っている不条理と不幸の権化。あらゆる能力を無効にする幻想殺しのみ。 

上条「銃とか武器とか持ってたら不幸だ…絶対太刀打ちできねぇ…」 

扉の陰からリビングを覗き込む。 
全身黒服の不審者と目が合ってしまった。 
その間、僅か数cm。 
手には銃。その他にも10名程。 

上条「不幸、だっ!」 
目の前の不審者を殴り飛ばす。 
2m弱吹き飛ぶと仲間同士でぶつかり合い、不審者3人がぐったりとした。 

上条「新手のテロ組織ですか!?やっぱり原因はBABELなんでせうか!?クソが不幸だオラぁぁぁぁ!!!」

殴る。殴る。蹴る殴る。 
普通の高校生とは言えない運動能力。 
当然といえば当然である。彼は腕を切り落とされても、記憶を失っても、世界をその右手一本だけで救って来た。 
高々十数人で相手にできるような相手ではない。 
たとえ、銃を持っていようとも。 



34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 16:47:39.38 ID:gmlMbEW60

上条「…なーんて上手く行くわけないですよねー不幸だー。」 
6人程気絶させた辺りで背後から銃を突きつけられ、降参。 
やはり太刀打ちできなかった。 

上条「俺の人生最近ありえないだろ本当に…上条さんは泣けてきましたよ…」 

不審者達は何かを話している。 
上条「(大方コイツをどう始末してやろうかとでも考えているんだろうなぁ…不幸だ。)」 



36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 16:56:14.48 ID:gmlMbEW60

パパパッ 
唐突に家中の電気が点灯された。 
上条「? ??」 
頭の上に「?」を浮かべつつも改めて不審者を見直すと、背中に《BABEL》の5文字。 
上条「」 

薫「あーあ。やっちまったなー」 

上条「か、薫ちゃん!?」 

葵「自分トコの組織を殴り飛ばしてどないすんねんこの人」 

紫穂「でも10人相手に素手で飛び込んで行ったのは無謀とはいえ称賛するわ。実際半分以上倒してたもの」

上条「何で全員いるんだよ!?」 



38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 17:04:40.09 ID:gmlMbEW60

薫「別に好きでここにいるわけじゃねーよ。命令だっつーのバーカ」 

葵「薫が事あるごとに前監視役も前々監視役もその前の監視役も能力使ってぶっ飛ばしてまうから、BABEL本部では手に負えんゆーて、監視役とは同居することが義務付けられたんよ。つい30分前」 

上条「はぃ!?」 

紫穂「あの人達はこの部屋の工事を手伝ってくれる人達よ。薫ちゃんの念力で攻撃しても壊れないように壁やガラスを取り替えてるの」 

薫「まぁお前がBABELから首切られるまでの間だから辛抱しろよー。まぁ、あたし等はお前が夜中に夜這いに来ようものなら全力でKILLするけどな」 

葵「襲う!?フケツや!!?」 

薫「だから葵のが奪われる前にあたしが先に奪っといてあげるー!!ハアハア」 

葵「ぎゃぁぁぁぁぁくんなアホーーー!!」 


上条「なんなんだ…」 

紫穂「困ったものね」 



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 17:10:11.26 ID:gmlMbEW60

上条「なんかお前は落ち着いてるんだな…えーっと、紫穂ちゃん」 

紫穂「紫穂でいいわ上条さん。薫は女の子でも中身はおっさんみたいな性格だから…」 

上条「あぁそういえば初めて会った時もエロ本読んでた気がする…」 

薫の将来が案じられる。 

葵「こっちにくんなって…… 


言うとるやろがこのボケーーーっ!!」 

薫「へ?」 

葵の繰り出す、痴漢撃退にしては女の子に似合わない背負い投げ。しかし投げた先が悪かった。 

運悪くも、薫はガラス製のテーブルに顔から突っ込んでしまう形に投げられたのだ。 

薫「(能力じゃ…間に合わないっ!!)」 



42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 17:19:28.11 ID:gmlMbEW60

上条「危ないッッ!!」 
薫「!?」 

上条はテーブルと薫の間に勢いのまま飛び込むと、背中からテーブルに突っ込んだ。 
ガッチャァァァン‼︎‼︎‼︎ 

薫「…いてて…」 

上条「ケガ…ないか、薫。」 

薫「ふ、ふぇっ?!どどどドコ触ってんだよ変態!!」 
上条に抱き締められる様に地面に倒れ込む薫。 

上条「待て、頼むからちょっと動くな。危ないから。」 

薫「…!せ、背中っ!血、血がっ!!」 
尋常では無い量の血が、上条の背中から流れている。背中には大中の鋭いガラスが突き刺さっている。 

上条「…俺は大丈夫だ。お前の顔の横、ガラス片があるから気をつけろよ。」 

薫が上条の腕から抜け出すと、上条はその場で気を失った。 



48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 17:37:22.31 ID:gmlMbEW60

──────────── 

「キミはこんなところでも死にかけるようなケガをするんだね?」 

上条「はぁ…面目ありません。先生も学園都市の外に居たんですね」 

上条は、病室という場所で何度もお世話になった、ゲコ太顏の医者と偶然にも再開したのだった。 

ゲコ「僕はちょっと野暮用でね?」 

上条「学園都市の外でも能力開発が行われていたなんて…初耳でしたよ」 

ゲコ「学園都市外での能力者は殆ど原石だね?私”達”としてはものすごく興味深いね?」 

上条「達?」 
上条が珍しく違和感に気付く。 

ゲコ「こっちの話だね?…そうそう、ところで。キミに可愛らしいお見舞いが来てるね?僕は出ていくからごゆっくりね?」 

はぐらかす様に話を変えた医者を上条はもやもやを抱えたまま見送る。 

ゲコ「(アレイスター…このタイミングで僕の患者を学園都市外に出すなんて…何を考えている…)」 



50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 17:44:11.21 ID:gmlMbEW60

コンコン 

上条「どーぞー」 

扉を開けて入って来たのは3人の女の子。 

薫葵「「…」」 

紫穂「…はぁ。おはよう、上条さん」 

上条「あぁ、おはよう。昨日はよく眠れたか?悪ぃな、俺の血で床を汚して…って俺の家だったっけ。」 

紫穂「…2人共、何か上条さんに言うことがあるんじゃないの?」 

薫「…えと、その」 



53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 17:54:34.43 ID:gmlMbEW60

葵「あの、ウチ…」 

もじもじと手を弄ったり目を背けたりしながらも、何か言いたげな2人。 

上条「?」 

一方、こっちの朴念仁は全く何を言いたいのかわかっていないご様子。 

紫穂「…私、お茶買ってくるわね」 
うじうじと気まずそうにしているだけで、何も言おうとしない2人にイライラした紫穂は、頬を膨らませて回れ右。 

実に逆KY。空気の読める女の子。 
しかし足元には気をつけていなかった。 

足が滑る。世界が廻る。 

上条「気をつけろよ。紫穂。」 



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 18:19:18.70 ID:gmlMbEW60

またしても少女のピンチに手をさしのばす上条。 

足が滑りかけたその時には、既にベットを跳んでおり、紫穂の身体を受け止めたのだった。 

紫穂「あ、ありがと…上条さん」 

紫穂は瞬間、身体が熱を帯びるのを感じた。 
今までどんな人の心を覗いても感じることのなかった燃えるような感情。 
その状態を知るのはまた後のお話。 

上条「って痛ぁぁっ!?」 

上条が背中を抑えたままのたうち回る。 
当たり前である。ゲコ太先生曰く、20針は縫ったというのだ。さらに入院してから24時間経ってすらいないのに無理に動けば、完治はおろか、傷口が開くのが関の山である。 

薫「だ、大丈夫か!?」 
葵「ウチがテレポートでベットに乗せたるっ!」 

上条「お、おぅ。俺にはテレポート効かないから、大丈夫だから。2人共ありがとうな」 

ポンポン、とベットによじ登り、2人の頭を撫でる上条。 



67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 18:20:58.79 ID:gmlMbEW60

薫「何で…怒らないんだよ…」 
ボソリ、薫が呟く。 
上条「ん?」 

薫「原因はあたし等なのに、どうしてお前は、何で怒らないんだよ!!」 

葵「せやのに…背中まで怪我して、”ありがとぉ”なんて言わんで!心の底からウチ等を怒ったらええやん!!!」 

葵も薫と同様、涙ながらに叱れ、怒れ、と訴えかける。 

上条「えーと、お前等は自分達を叱れって言いたいわけか?しかも何で怒らないのかとか?」 

コクン、と同時に首を縦に振る2人。 
呆れたようにその様子を見守る紫穂。 

上条「…じゃあ叱るからな…っ?」 

ビクリ、と目をつぶる薫と葵 



70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 18:27:12.17 ID:hiXs5vRz0

上条さんは子供にも本気説教しそう 



71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 18:28:56.38 ID:JcMQnQ670

>>70 
胎児に説教したこともあるし余裕で本気説教できそう 



72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 18:29:48.61 ID:gmlMbEW60

上条「家の中で暴れない!喧嘩しない!!家具を壊さない!!!以上ッッ!!」 

薫葵「「へ?」」 

上条「壁やら窓やらは丈夫になったかもしれんがな、家具は壊れるから!!あと、お前達みたいな女の子が顏や身体に傷なんかつけるような事になったらだめだ!!…わかったな?わかったら返事!!」 

薫葵「「は、はいっ!!」」 

上条「うむ。」 

薫「…え、それだけ?」 

葵「よくも俺をケガさせてくれたなー!とか、ないん?」 

上条「それ以外に上条さんは言うことはありません!俺が怪我したのは俺が自分でテーブルに突っ込んだのが原因。それだけだ。この件はコレで終わり。」 

薫「…うん、分かった!」 

葵「う、ウチも!もう喧嘩せーへんし家具も壊さへん!!」 

上条「よし。」 



76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 18:37:34.96 ID:gmlMbEW60

薫「じゃあ早速お世話してあげるよ上条!主に下とか!例えば下とか!ていうか下とかーーーっ!!!」 

葵「薫!?そ、そんならウチも!!ど、ドコをお世話して欲しいんや上条はん!!!」 

紫穂「やっぱり下のお世話ってえっちな事…かしらね?」 

上条「うぉマジかよここで薫ちゃんのおっさん化!?葵ちゃんと紫穂までのっからなくていいからーーーっ!!!とりあえずベットからおーりーろーー!!!!!女の子がはしたない事するもんじゃありません!!!」 

ピタッ、と2人が行動を止める。 

上条「わ、分かってくれたか。」 

薫葵「「名前。」」 

上条「はい?」 

薫「紫穂だけ名前で呼んでる。(助けてくれた時は呼び捨てでよんでくれたケド…)」 

葵「ウチ等も名前で呼んで!!」 

上条「え、あ、薫に葵…?」 



79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 18:45:06.64 ID:gmlMbEW60

薫葵「「うむ。」」 

上条「それは上条さんのマネでせうか…」 

薫「って事で!お世話再開ー!!!」 
葵紫穂「「おー!!!」」 

上条「ぎゃぁぁぁぁやめなさい!死ぬ!社会的に上条さんは死んでしまうですのことよーー!!?」 

桐壺「やぁ上条くん。入院したってねぇ?ざまぁみろ」 

ガラガラ 

上条→3人を押し倒しているの図 

桐壺「かぁぁぁぁぁぁぁみぃぃぃぃぃぃじょぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」 

上条「ふ、不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁつ!!!!」 

──────────── 

上条「解せぬ」 

薫「何が?」 

上条「何で俺はあのおっさんに殴られなければならないのか、あと植木鉢を窓際に所狭しと並べられなければならないのか、とかだな。」 



81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 18:50:48.80 ID:gmlMbEW60

柏木「上条クン大丈夫?あと局長は植木鉢に入れる苗木やら爆弾やらを取りに行ったみたいよ?」 

上条「殺すつもりか!?まったくあのおっさん…」 

柏木「ダメよ上条クン。BABELに居る限りは局長って呼ばないと。」 

上条「( ;´Д`)」 

柏木「露骨に嫌な顔するわね…」 

上条「まぁ善処しま……っ!?(なんだこの胸!戦闘力…1000…10万…くっ!測りきれん!けしからん!!)」 

柏木「上条クン?」 

上条「デレ~ッ」 

薫葵紫穂「「「デレデレすんな!!!」」」 
バキイッ 
上条「ぶべらっ!?」 

柏木「皆!?」 

薫葵紫穂「「「あんたは出て行け!!」」」 



84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 19:01:37.30 ID:gmlMbEW60

柏木「ウチの子達は思春期…」 
「「「出てけ!!!」」」 
ガラガラ バタン 

薫「…あの変態にはきっちり説教しておかないとなぁ…!」 

葵「胸か?胸がええんか?結局は胸なんかーーっ!?」 

紫穂「右手を切り落としてしまえば…能力も無くなるんじゃないかしら…そしたらつるぺったんな胸しか愛せないように精神にブツブツ…」 

上条「ひ、姫様方…?各々が部屋の隅で何を言ってらっしゃるのでせうか…薫花瓶浮かせるの止めて葵壁パンしないで紫穂に関してはその鉈どこにあったんですかーーっ!?」 

薫葵紫穂「「「あぁ?」」」 

上条「すみませんでしたっ!」 

薫「さて、どうしてくれようか…」 

ウーッウーッウーッ‼︎ 

上条「はい?サイレン?」 

薫葵紫穂「「「!」」」 

柏木「上条クン!ザ・チルドレン!出動準備!事件よ!!」 



91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 19:15:29.43 ID:gmlMbEW60

上条「──────────はい?」 

紫穂「予知科の予知で、強盗が立てこもりしている銀行の裏にある原子力発電所にバスジャック犯の乗ったバスとハイジャックした飛行機が突っ込むのを観測したらしいわ」 

上条「な、何からどう手をつければいいんだよ…」 

病院に迎えに来たのはヘリのような機体。 
バベル・1というそうだ。 

柏木「現場でチルドレンに支持を出すのはキミよ、上条クン。どこからあたるの?」 

上条「俺が決めるんですか!?え、えーっと…バスジャック、とか?」 

薫葵紫穂「「「了解!」」」 

薫「じゃー、アレ。やっとく?」 

上条葵紫穂「「「えぇぇ…」」」 

薫「せーのっ!」 

上条「ザ・チルドレン!解禁ッッッ!!」 
キリッ 

薫葵紫穂「「「…」」」 

上条「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 

薫葵紫穂「「「ー!っっ!!」」」←声にならない笑い声 



94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 19:26:31.84 ID:gmlMbEW60

上条「ヒグッ…バスジャック犯とっ捕まえるぞオラァァァァァ!グスッ」 

紫穂「ご、ごめんなさ…ククッ」 

薫「わ、悪かったって…ブフッ」 

葵「か、上条はん…ごめんな…ププッ」 

柏木「アハハハハハッッ─────────ッッッブハハハハハハッッ…あー面白かった。」 

上条「( ゚д゚)」 



99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 19:51:20.37 ID:gmlMbEW60

葵「ほな、上条はん。行ってくるわ」 

薫「んじゃ、行ってくるよー」 

ヒュンッ 

上条「白井みたいな能力だよな…。でも相手に触ってなくても瞬間移動できるってことは……あの年で白井より上のLEVELって事か!?あ、でも白井も去年まではランドセル背負ってたんだよな…」 

紫穂「…上条さん?また他の女の事を考えてるの?」 

上条「そんなんじゃねーよ。…他の女ってなんだ」 

紫穂「…別に、なんでも無いわ。」 

サイキックー 緊急停止ッ‼︎ 

上条「おいおい…念力で無理矢理バス止めちまったぞ…あ。葵がテレポートで手錠かけた。」 

紫穂「上条さん。そんなに身体をヘリの外に出すと落ちちゃうわよ」 

上条「っとゴメン…おわぁっ!?」 
グラッ 

不可抗力(ラッキースケベ)が発動した瞬間だった。 



101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 20:01:10.05 ID:gmlMbEW60

この男。年齢容姿問わずラッキースケベな自体を引き起こす能力の持ち主でもある。 

ローマ正教幼女シスターのスカートの中に顔面を突っ込んだ事もあったようななかったような。 

ヘリの機体が風に煽られ、大きく揺れる。 
それに伴って上条の体も後ろに倒れ、紫穂を押し倒す形におさまった。左手は小さな膨らみの上にあるのだが。

紫穂「」 
上条「す、すすすすすスマン!!すぐどくから!!」 

紫穂「ガッシリ」 
上条「なんで服を掴んで離さないのでせうか姫」 

パシャッ 
上条「写メ…だと」 

紫穂「ニッコリ…ところで御坂さんって誰かしら?」 

上条「な、なんで心を読め…左手ッ!!」 
左手「ウィッス」 

紫穂「成る程…初めに触った時は右手だったから駄目だったと。つまり右手以外に触れば心が読めるってわけかしら?あ、でもあんまり深くは読めない… 
…で、何で私の胸触った時に御坂さんって人が出て来たの?上条さん 

上条「いや、それは…っ」 

紫穂「私の胸が小さかったとでも…いうのかしら?」 
ニッコリ… 
紫穂の口元に青筋が浮かび上がっている。 



105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 20:12:54.05 ID:gmlMbEW60

紫穂「げんころ…?そうね、確かに胸が小さいのが幻想だとしたら上条さんが触れば胸が大きく”戻る”のよね?じゃあ何で戻らないのかしらね?いやそれよりまず何で私の胸を揉んでおいて他の女の事なんて考えてるのかしらぁ…?」 

上条「待て、落ち着け紫穂。というかお前はまだ小学生だって待て待て待てそれは人に向ける用ではない方向にメモリが逝ってるスタンガンだぞビリビリはもうや…あっ…あばばbbbbbbbッッ!!!」 

紫穂「ふんっこれで懲りたかしら。」 

上条「ふ、フフフ…俺はこの程度では死なないぜ紫穂…こんな時だけどサンキュー御坂…お前のお陰で電気耐性+100万Vは行けそうだ…」 

紫穂「…まぁいいわ。体は動かないようだし…あらぬ写真を撮りまくってやろうかしら」 

上条「な、何をするだァー(棒」 

紫穂「なになに。そんな根性を小学生ロリが持ち合わせてるわけが無い、と。」 

上条「俺の心ーーーーっ!!」 

紫穂「完ッ全に…ロリコンと疑われるような写真を撮って私達から離れられない様にしてあげるわよ上条さん(はぁと)」 

上条「なぁ紫穂。俺はロリコンじゃないがお前達の事は大好きだぜ?」 

紫穂「し、しし知ってるわ。うん、知ってる。…たった1日で私達がここまで懐いてるんだもの。そうでないと困るもの。だけど、保・険☆」 

上条「Oh...」 



109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 20:25:08.58 ID:gmlMbEW60

ヒュンッ 
薫葵「「ただいまー」」 

紫穂「お帰りなさい」ツヤツヤ 

薫「上条。紫穂はなんであんなにツヤツヤしてやがんだ?」 

上条「さぁな…」グッタリ 

葵「何があったんや。白状しーや!」 

上条「か、堪忍してやー!」ヒィィィ 

葵「マネすんなやアホぉ!」 

柏木「上条クン。飛行機が見えたわ。墜落しかけてる。」 

上条「ッ!アレは…大型旅客機?!あんなの…どうしろって言うんだよ…!」 

ツンツン 
ふいに背中をつつかれる 

上条「はい?薫?」 

薫「アレ止めれたらさー。デートしてくれる?」 

上条「いやいやいやいや。無理だろアレ!」 



114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 20:43:43.92 ID:gmlMbEW60

葵「か、薫!?ずるいわウチも!!」 

紫穂「薫ちゃん?独り占めなんて許さないわよ…?」 

薫「わ、分かってるって!」 

上条「いや、でもだな…」チラッ 

柏木「上条クン。もし人が死ぬようなことがあれば…どうなるか分かるわよね?」 
柏木の胸元から覗いたのは…銃。 

上条「よしデートしよう!俺なんかでよければ全然オッケーだむしろお願いします!」ドゲザー 

葵「ちょぉ!上条はんどこに頭突っ込んでんのや!?」 

上条「はい?」 

上条が顔をあげると、目の前には白い逆三角形が浮かんでいた。ワンポイントにピンクの小さなリボン。 

上条「何だこr」パシャッパシャパシャッ 

上条「まさか」 
ちょこちょこちょこ、とゴキブリよろしく這いつくばりながらバックオーライ。 

葵「~~~ッッッ!!!」 
そこには顔を真っ赤にしてスカートを抑える葵の姿があった。 



116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 20:52:02.56 ID:gmlMbEW60

紫穂「証拠確保っ☆」キャピッ 

薫「上条…」 

葵「上条はんのフケツーーー!!」 

上条「わ、悪い!悪かったから!テレポートでいろいろぶつけるのやめてください!!」 

葵「うぅぅ~っ!!!」 

上条「申し訳ございませんでした葵姫本当にすみませんでしたっっ」ドゲザー 

葵「もぉやめてぇぇぇぇぇ!!!」 
ポカポカポカポカ 
──────────── 

上条「ふふぉぅふぁ…(不幸だ…)」 

葵「ケーキ!」 

上条「ふぁぃ?」 

葵「デート+ケーキで許したる!!」 

上条「ふぁふぁふぃふぁふぃふぁ…(分かりました…)」 

葵「薫!はよぉ行くで!!」 

薫「お、おう…(上条顔ボコボコ…)」 



122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 21:12:38.02 ID:gmlMbEW60

サイキックゥゥゥ エア・ポインティング‼︎ 

上条「すげぇ…空中で止めた…」 

紫穂「(顔が元にもどった…)」 

上条「まずいぞ…このままでは俺にロリコンの刻印を刻まれてしまう…」 

紫穂「…」 

──────────── 
シュンッ 
葵「次でラストや!」 

薫「ちょっと休憩~…上条ぉぉー…肩こったからマッサージしてー」 

上条「はいはい。次も頑張ってくれよ~」 

薫「んっ」ピクッ 

上条「おい…変な声あげんなよ…」 

薫「だって…」 

上条「ちょっと我慢しろ」 

薫「あっ…!」ブルブルッ 

葵「なんや、声だけ聞くと変な感じやな。」 
紫穂「そうね」⚫︎REC 



126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 21:25:16.78 ID:gmlMbEW60

【バベル・1着陸】銀行前──── 
桐壺「上条ォォオォオ‼︎」 

上条「うげっ…局長」 

桐壺「貴様なんぞに局長と呼ばれる筋合いはないわぁぁぁぁぁ!!!」 

上条「いやあるだろ!!」 

上条と桐壺が殴り合っている中、紫穂が銀行の窓全てを覆っているシャッターに触れる。 

紫穂「強盗は…7人。2人が銃を持ってるノーマル。残り5人はそれぞれ超度3の念能力者ね」 

薫「サクッとやっちゃいますか!」 

桐壺「私達もシャッターをこじ開けて突入する!それまで頼むぞチルドレン!!」 

葵「ウチ等だけで大丈夫やって…ほな行くで」 
ヒュンッ 

上条「…何か、嫌な予感がするな」 



129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 21:32:00.92 ID:gmlMbEW60

葵「正義の味方、登・場☆」 

「な、なんだお前ら!」 

薫「速攻!サイキックぅぅぅぅぅ!! 


めり込みパンチ!!!」 
「「「「「ぐふぅぅぅ…」」」」」 

葵「終わるの早ッ。テレポート手錠っ」 

紫穂「さて、帰りましょうか。」 

葵「ん。テレポート」 

薫「…」 

紫穂「…」 

葵「…あれ?」 



131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 21:41:17.38 ID:gmlMbEW60

葵「え?あれ?テレポート!テレポート!!」 

薫「ど、どうしたんだよ葵!」 

紫穂「まさか…ッッ!!」 

「フ…フフフ、待ってたぞBABELの犬め!」 
そこには妙に大きな装置と思わしき機械と共に、銃を持った男女が立っていた。 

紫穂「ECM…!どうしてこんなところにっっ!!」 
紫穂が必ず当たるはずだった銃を構える。 

女「ふっ」パァンッ 

紫穂「あぁっ!!」 

薫葵「「紫穂っ!!」」 

女「ふん。肩を撃ち抜いただけだ、死にはしないさ。精々我等が資金を持ち去るのをそこでおとなしく見ているがいい。」 



132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 21:49:11.57 ID:gmlMbEW60

薫「…紫穂、大丈夫か?」 

葵「血が出とる…こんな…こんな筈やないっ…」 

紫穂「大丈夫…それより、この状況をどう脱するかの方が問題よ…」 
左肩を抑えながら忌々しそうに男女を睨む紫穂。 

男「あぁ?何か文句でもあんのか?」 

サングラスをかけた男が拳銃片手に、部屋の隅で固まっている3人に歩み寄る。 

薫「な、なんでもねーよ!…覚えてろ、ぜってー逃がさねーからな!!」 

葵「薫!刺激したらあかん!」 

男「ムカつくガキだな…年上には敬語を使えって学校の先生に教わらなかったのか?おい」 

男は薫の胸倉を掴み上げる。 

薫「離せ!離せ!!」 

宙ぶらりんになった薫も負けじと足を振り回す。 

男「ぐふぉうっ!?」 

男の紳士の急所に運良く直撃した。 



134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 21:58:09.22 ID:gmlMbEW60

薫「けっ、ざまぁみろよ」 

男「この…っ、クソガキィィィッッッ!!」 

紫穂「やめてぇぇっ!!」 

葵「薫っっ!!」 

薫「(上条っ!!)」 

今まさに薫の頭に向けて、死を呼ぶ引き金が引かれようとした。その瞬間。 

彼女等のピンチに、”彼”が背後より右手を振りかぶって助けに駆け付ける。 

上条「こんの…ボケがぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」 

男「がっ……!!?」 
渾身の右ストレートが男の顔面に突き刺さった。 

薫葵紫「「「上条(はん)(さん)!!」」」 

上条「お前そこに正座しろ正座ァァァァ!女の子の首しめるたぁいい根性してんじゃねぇかよアァン?しかも俺の大切な人達泣かしてんじゃねぇよその幻想殺すぞ!いやお前を殺してやる!!!」 

女「おい貴様!何をしている!!」 

上条「男女皆平等パンチ!!」 

女「がはぁぁぁぁっ!!?」 



140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 22:13:25.32 ID:Aq9XyTY20

ヒノミヤはロリコン 
http://www.amazon.co.jp/dp/4894654709/ 




144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 22:32:37.46 ID:gmlMbEW60

上条「薫!葵!紫穂!大丈夫か!?怪我は無いか!?」 

紫穂「えっと…」肩カラ血ダラー 

上条「…紫穂!?待ってろ!今救急車まで運ぶからな!!葵!そこの奴らに手錠頼む!薫は逃げないように念能力!」 

薫「お、おう!」 

葵「了解!」 

上条「紫穂!痛くないか?痛まないか?大丈夫か?」オヒメサマダッコ→ダッシュ 

紫穂「ひゃっ!?…う、うん…ダイジョブ…//」 

桐壺「上条ォおおおお!!紫穂たんがケガしてるではないかどぉゆう」 

上条「うるっせぇ!さっさと救急車呼べ!!」 

桐壺「は、はいぃぃぃぃ!!」 

柏木「上条クンすごい剣幕…なのに何でピンク色の空気を纏ってるのかしら…」 



145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 22:41:25.12 ID:gmlMbEW60

───────救急車で紫穂搬送──→ 

薫「上条ー!」 

葵「上条はーん!」 

上条「薫!葵!」ダキシメ 

薫「かっかかかかかっ!?」 
葵「かみじょじょじょはんっ!?」 

上条「ゴメン、ゴメンなぁ。もっと俺が早く駆けつけてればあんな怖い思いしなくてすんだのになぁ…本当に、ゴメンなぁ。」 

薫「…上条、そんな事ないよ。」 
葵「せや。ウチ、上条はんが来てくれて嬉しかったし!」 

上条「お前ら…、あっ。」 

葵「上条はん?」 
薫「どーした?」 

上条「傷口…開いた。」バタッ←背中真っ赤 

薫葵「「上条(はん)ーーーっ!!?」」 



150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 23:00:26.14 ID:gmlMbEW60

「おきろーーーーっっっ!!!」 
上条「はいぃぃぃぃっ!!!ってまたこのパターンかよっ!!」 

目が覚めたのは再び病室。しかも先刻と同じベット。 
何と無く積まれている植木鉢が増えているような気がするのは気のせいだろうか。 

葵「お、上条はん起きた。やってみて損はなかったなぁ。」 

上条「あお…い?」 

葵「よっ」 
ニコニコと笑う顔が眩しい。気力を分けられるようである。 

上条「あー傷口開いたんだったっけ。」 

葵「上条はん…あんたホンマに無理し過ぎやわ。」 

上条「んー、なんていうか心配になっちまってさぁ」 

葵「ウチが?(笑)」 

上条「おう」 

葵「えっ」 
予想外の返答に固まる葵。 

上条「一目惚れってやつ、なのかな。はは、まるでロリコンじゃないか。」 



151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 23:04:24.80 ID:gmlMbEW60

葵「ちょ!ちょい待ち!」 

上条「何かあったらって思うと心配で心配でたまらなくなるんだ。」 
ふいに葵の手を握る上条。 

葵「かかかかみじょじょはん!?」 

上条「大きな力を持ってるとはいえ、まだこんなに小さな手だ。こんなに可愛らしい女の子だ。そう考えると…」 

葵「そ、そんな、ウチ、まだ心の準備が…っ、」 

上条「”お前ら3人の事が”気になって仕方ないんだ」 

葵「… … …は?」 

上条「ん?」 

葵「え?いや、…え?」 

上条「ど、どうした葵」 



156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 23:18:23.53 ID:gmlMbEW60

葵「いや、だって…はっ!」 
葵は向かいのベットから視線を感じた。 

紫穂「ニヤニヤ」・REC 

葵「か、上条はんのアホぉおおおおぉ!!!」シュンッ 

上条「ガビ━━━∑(゚Д゚)━━ン !!!!!」 

紫穂「フフ…恥ずかしがらなくてもいいのに。」 

上条「紫穂!お前、肩大丈夫か?」 

紫穂「大丈夫じゃ、ない…痛いよお…」 

上条「看護師さァーーーーーーーん!!!」 

紫穂「冗談よ」 
澄ました顔でペロッと舌をだす紫穂と、ガックリと肩を落とす上条。 

上条「びっくりさせんなよ…」 

紫穂「えへへ。」 

自分のベットから降りて、上条のベットに飛び乗る紫穂。 

上条「ど、どうした?」 



158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 23:33:25.65 ID:gmlMbEW60

紫穂「頭」 

上条「え?」 

紫穂「朝、私だけ頭撫でてもらってないわ」 
またもジト目である。 

上条「あぁ、そうだっけ?」 

紫穂「…ちゃんと撫でて」 

上条「…なんか照れるんだけど」 

紫穂「ロリコンだからかしら?」 

上条「ははっ…そーかもなぁ」 

頭を撫でる上条と、撫でられる紫穂の顔を窓から照らす夕日が赤く染めた。 

上条「やっぱりなんか照れる」 

紫穂「まだだーめよ」 



159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 23:39:03.07 ID:gmlMbEW60

薫「あたしも撫でろ上条ー!!」 

上条「…ん?ごっは!!」 

開いた窓から飛び込んできた薫のボディプレスである。 

傷が開く。 

上条「すまん…ナースコール頼む…」グッタリ 

薫「あああ!?上条ごめん!!」 

紫穂「…はぁ。」 



162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/30(木) 23:54:13.30 ID:gmlMbEW60

退院───────── 

上条「久しぶりの我が家だ…というかこのマンションこんな高かったんだな。今更だけど。」 

薫「ほら行くぞ上条ー!」 

葵「お腹減ったわぁ…」 

紫穂「上条さん、何かお料理できるの?」 

上条「ん、まぁそれなりに…カレーでいいか?」 

薫「あたしのはチキンカレーな!」 

葵「ウチはビーフカレー!」 

紫穂「私はボルシチがいいわ」 

上条「統一してくれ!!」 



??「あんの馬鹿…なんで子供なんかと一緒にって…一緒に入って行った!?まさかロリコン…?!認めない、認めないわよそんなの!!」バチバチッ 

上条達の後ろ姿を何者かが見ていた。 
感情に合わせて、身体から電気を放ちながら。 



166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 00:09:16.99 ID:Yb+MZlit0

上条「薫ー。この鍋に切った人参入れてくれ」 

薫「おっけー」フワフワッ 

上条「便利だなぁ。」グツグツ 

薫「…」 

上条「今何もかもーがゼーロでーも…きっと見つけ出ーせる~♪」グツグツ 

薫「か、かみじょー?」 

上条「んー?何だー?」フンフーン グツグツ 

薫「す、好きな女って、…どんなタイプ?」 

上条「んー?…んー、お前等みたいなのかなー?」グツグツ フンフーンフーン 

薫「!そ、そそそそっか!!あはは!」 

上条「薫は本当に元気だなぁ。ちょっと待てよ、もうチキンカレーできるから」 

薫「うん!」 



168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 00:20:57.21 ID:Yb+MZlit0

上条「よーしできたぞー」 

薫「1番食いー!」 

上条「いただきますを言いなさいチョップ!」 

薫「あひんっ」 

葵「やーい薫怒られたー」 

紫穂「葵もちゃんと座りなさい。」 

上条「よし、皆座ったな。いただきm」 

薫葵紫穂「「「いただきます!」」」 

上条「…いただきます」 

薫「うっっっっまっ!!!」 

葵「ホンマ!めっちゃ美味しい!」 

紫穂「やるわね…お店出せるわよこのカレー」 

上条「ふふん。上条さんの秘密レシピですよー」ドヤァ 



170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 00:31:33.89 ID:Yb+MZlit0

上条「2種類のカレールーとビーフシチューの元を混ぜて云々…」 

紫穂「……こんなに料理も上手だと彼女さんとか居たんじゃないのー?」 

薫葵「「!」」ピクピクッ 

上条「うっ…そんな素敵な出会いなんて、上条さんには少しもなかったですのことよー…」 

薫葵紫穂「「「ホッ」」」 

葵「上条はんは、その、元の所に帰りたいとおもってるん?」 

上条「全然」 

葵「即答!?ちょっと躊躇したウチの気持ちを返してー!」 

上条「暴飲暴食シスターはイギリスに連れて帰ってもらったし、電気ビリビリ娘に追いかけ回されることもないし、収入もちゃんとあるらしいし。天職だなBABEL。骨埋めてもいいかもだよ本当。」 

紫穂「その、電気ビリビリ娘というのが、御坂さんっていう人?」 

上条「正解。まぁ、根は妹想いのいい奴なんだけどなぁ。随分上条さんを嫌っておいでのようで…」 

薫葵紫穂「「「へぇぇ」」」 



172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 00:38:18.55 ID:Yb+MZlit0

薫「あ!上条、明日は土曜日だぞ!」 

上条「お、おう。どうした薫」 

薫「もちろんあたし等と、デ・ー・ト♡」 

上条「あー…」 

葵「まさか忘れたとは言わせへんで上条はん…ウチのスカートの中に顔をうずめといて!!ケーキも忘れんといてな!!!」 

薫「わー上条だいたーん(棒」 
紫穂「えっちー(棒」 

上条「わ悪かったって!で、でもちゃんといい匂いしたぞ!?」 

葵「ばっ…!ばかぁぁぁ!!!」ヒュヒュヒュン‼︎ 

上条「フォーク投擲テレポートは止めてくださいぃぃぃ!!」 



174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 00:49:42.30 ID:Yb+MZlit0

紫穂「それで、デートはどこにするの?」 

上条「そう言われてもなぁ…俺ここら辺の土地まだ知らないんだよ」 

薫「しゃーねーなー。じゃあ今回だけはあたし等がエスコートしてやるよ!」 

葵「その代わり日曜日もデートやから!ちゃんとエスコートしてな♡」 

上条「おっと出費が。柏木さんに前借りするか…」 

紫穂「給料3ヶ月分…(ボソッ」 

薫葵「「!」」ピキーン! 

薫「上条ぉ!あたしダイヤモンドがいっぱいついてるやつがいい!!」 

葵「薫ズルい!上条はん!ウチは金のやつがえぇ!!」 

紫穂「私はそんなにお金がかからないやつでいいわ。いいお嫁さんになるでしょ?」 

薫葵「「!!」」グヌヌ… 

上条「おいおいなんの事だよ…カレー食い終わったら早く風呂に入って来い」 

薫葵紫穂「「「えー」」」 

上条「1番最初に風呂まで行った方には手作りデザートプレゼントー」 



175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 00:54:19.33 ID:Yb+MZlit0

薫「!」ダッ! 

葵「ニヤッ」ヒュンッ 

紫穂「…」♪♪♪~ 

アオイテレポートズルイ! 
ズルクナイデスゥー! 

上条「紫穂は?早く行かないのか?」 

紫穂「さっき3つ分ちゃんとあるのを見かけたもの。デザート食べた後にゆっくりお風呂に入るわ。」ニヤニヤ 

上条「紫穂には叶わねぇなぁ。…でも言うこと聞かない悪い子にはあげませーん。俺が食べますー」 

紫穂「いやん、ずるい!!」ダッ 

上条「はっはっは、まだまだ甘いな」 



178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 01:09:55.87 ID:Yb+MZlit0

翌日・朝─────────── 
上条「どーいうことだ。」 
薫「zzz...」 
葵「zzz...」 
紫穂「zzz...」 

上条「やけに寝苦しいと思ったら…特に薫。お前は上に寝る以外の選択肢はなかったのか。」 

薫「ぐ、ぐーぐー!」ピクッ 

上条「ん?……おい葵。」 

葵「す、すーすー。」ピクッ 

上条「紫穂。」 

紫穂「zzz...」 

上条「何で俺のベットにいるのかなー?(紫穂はマジ寝か…)」 

薫葵「「ぐ、ぐーぐー!」」 ドキイッ 

上条「ほーう。その心意気やよし。…おらー!!」 

コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ… 

薫「ぶわっはっはっはっ!!!」 
葵「か、かみひょーはん反則やっはっはっ!!!」 



179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 01:11:34.87 ID:8yCKVtPy0

上条さんホント楽しそうだなw 



180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 01:17:01.20 ID:Yb+MZlit0

上条「寝苦しいから今後こんな事はないように!わかったら歯を磨きに行く!」 

薫「ちぇー。ふゎーい」トテトテ… 

葵「あーい」ヒュンッ 

上条「紫穂起きろー。朝だぞー」ユッサユッサ 

紫穂「ん…んぅ…」 

上条「朝飯作ってくるから起きろよー」 

紫穂「わかっ…たわぁ…」 

上条「さて、朝は何にしますかねーっと」 



紫穂「フフフ…上条さんもまだまだ甘いわね。……上条さんの匂い…」 

乙女の演技は常に男性の予想の遥か上を行く。 



185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 01:37:08.02 ID:Yb+MZlit0

上条「朝はホットケーキとミルクですのことよー」 

薫「1番食…」 

上条「キラーン」 

薫「…いただきます」 
葵紫穂「「いただきます」」 

上条「はい召し上がれ。」 

薫「ぅんまっ!!」 
葵「ほっぺが落ちるぅぅ」 
紫穂「本当に女子力高いわね…」 

上条「ホットケーキくらいなら誰でも作れるから、一緒に作ってみるか。」 

薫葵紫穂「「「やる!!!」」」 

上条「飲み込んでから喋りなさい!!」 



187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 01:44:13.89 ID:Yb+MZlit0

薫葵紫穂「「「ごちそーさまでした」」」 

上条「はい、お粗末様でした。」 

薫「上条出かけるぞ!今すぐ出かけるぞ!」 

葵「最初はどこ行こかなぁ。やっぱり無難にショッピングかなぁ!」 

紫穂「とりあえず貴方たち着替えなさい」キラーン 

葵「紫穂着替えるの早いなぁ!?」 

上条「ちょ、待って俺の財布がない!!不幸だ!!!」 


薫「ほら行くぞー!…なんか上条の頭チクチクして痛い!」 

上条「上条さんの肩は椅子じゃないですのことよ!!」 

葵「じゃあウチらは」 
紫穂「両・手♪」 

上条「おおぅ…ビックダディの気持ちが分からんでもない。」 



193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 02:15:01.87 ID:Yb+MZlit0

ショッピングモール────── 

紫穂「まずは無難にショッピングよね」 

上条「何を買うんだ?」 

薫葵紫穂「「「ださださの上条(はん)(さん)の服を選ぶついでに自分達の服を選ぶ」」」 

上条「俺…そんなに変かな…」orz 

紫穂「行くわよ」 

上条「ご指導お願いします…」 

薫「GOGO!」 

葵「上条はん!ウチも買ぅてええ?」 

上条「あんまり高いのは無しだぞ」 

葵「やりぃー☆」 



「あの馬鹿…本当にロリコンじゃない!折角このアタシが学園都市総括理事を脅してまで辞令を手に入れて来てやったってのに!」 
「別にイイじゃねェか。三下も、分かるようになったかァ…俺嬉しくて泣きそォだぜェ…」 
「いいこいい子ーって、ミサカはミサカは頭を撫でてみる!」 



197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 02:20:14.93 ID:Se9w0B830

一方さんwwwwww 



198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 02:24:17.99 ID:Yb+MZlit0

上条「これ…着るのか」 

薫「ウルトラマンみたいだろ?」 

上条「いや…俺の知り合いがこれ着てるから…」 

ハックシュン‼︎ 
ダイジョウブッテミサカハミサカハー 

葵「コレはー?」 

上条「浴衣か…もうすぐ夏だし、買っとくか。」 

紫穂「コレとコレとコレ」 

上条「はい?」 

紫穂「試着して来て」 

上条「これ紫穂がコーディネートしたのか?」 

紫穂「な、何か変?」 

上条「いや、すげえカッコイイ。やるじゃん。」 

紫穂「あ、ありがと…」カアアア 



200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 02:30:21.39 ID:Yb+MZlit0

薫葵「「むむむむ…」」 

薫「コレ!」 

上条「そのホストっぽいのも俺の知り合いが同じやつ着てる」 

ハッ、ハッ、…メルヘン‼︎ 
ナァンデクソメルヘンガコンナトコニイヤガルンダヨォ‼︎ 

葵「これは!?」 

上条「下駄を買うの!?…あぁ、夏用ね」 

紫穂「…コレ」 

上条「さっきから紫穂がナイスなチョイス過ぎる。」 



「お会計:8万9800円です、とミサカは請求します。」 

上条「( ゚д゚)…。…あれ?御坂妹?」 
19685「ミサカは19685号です、と初めましての自己紹介をします」 



202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 02:39:01.31 ID:Yb+MZlit0

上条「あぁ。学園都市外組ね」 
19685「はい、その通りです。とミサカはお釣りの200円をお返しします。」 

上条「あ、俺しばらく…ってか一生かもしれないけどこの街にいるから。困ったら連絡してくれよ。家の電話番号書いとくから。」ハイヨ つ【番号】 

19685「ほ、本当ですか!?とミサカは驚きを隠せませ「上条ー!早くー!!」」 

上条「すまん、人待たせてるからまた今度な。」 

19685「…神は死にました。今なら私はニーチェと友達になれます。とミサカは露骨に落ち込みます。」 


上条「すまんすまん。偶然知り合いにあったもんでな」 

薫「この街に来たばっかりなのに?」 

上条「あぁ。俺もめちゃくちゃ驚いてる。…あとお前等の服高過ぎだろ何着買ったんだよ。」 

薫葵紫穂「「「1人3着セット」」」 

上条「…うん、まぁ、デートだし。」 



「デートですって…!?あんなに小さな女の子達と!?」 
「三下ァ…裏山だぜェ」 
「あなたはミサカじゃダメなのー?ってミサカはミサカは泣き目になってみる」 
「そ、そんな事ねェぞ打ち止めァ!!」 



205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 02:44:22.27 ID:Yb+MZlit0

上条「次は?」 

薫「ゲーセン!!」 

上条「マジか。デートでゲーセンっていいのか。」 

葵「別にえぇよ。そんならゲーセンの次はウチがお待ちかねのケーキ屋やし。」 

紫穂「皆がいいなら私もいいわ」 

上条「じゃあ行くか!」 



「あれ?あいつ学園都市の無能力者(笑)じゃね?俺よりメルヘンな右手のアイツだよな?…面白い事になってきたなぁオイ」 



207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 02:52:06.21 ID:Yb+MZlit0

薫「エアホッケー!!超絶必殺スマッシュ!!!」 

上条「お前今能力使っただろ!リミッターあってもお前超度3なんだぞ!?負けるかぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 


葵「上条はん!ダンスゲームやろー!」 

上条「ダンスゲーム…?このステージの上でステップ踏むのか??」 
結果 
↓ 
葵 98点 【Perfect!】 
上条 3点 【お前帰れよマジで】 

上条「酷い…」 

葵「予想以上や…」 

上条「しかし葵は本当うまいな。踊ってるときすっげぇ綺麗だったぞ。98点も頷ける」 

葵「サラッとそんな言わんといて…恥ずいわ…」 

薫「むっ」 

紫穂「むー」 



209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 02:59:03.94 ID:Yb+MZlit0

紫穂「上条さん。シューティングゲームするわよ。」 

上条「おっと、それはワタクシ上条さんの十八番ですのことよ?」 

紫穂「フフン」 



上条「フンフンフーン」 
紫穂「…」 

結果 
↓ 
紫穂【Perfect!】1000000点 
上条 【EXELENT】 879600点 

上条「全弾命中のヘッドショット…ですと」 
紫穂「フフン」ドヤァ 

薫「上条ー!最後にプリクラ撮ろー!!」 

上条「俺撮ったこと無いんだけど、大丈夫か?」 

葵「ウチらに任せときー!」 

紫穂「なんとかなるものよ」 



211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 03:07:48.55 ID:Yb+MZlit0

薫「フレーム選んで~」 

サツエイスルヨ‼︎3.2.1 

薫「皆笑って!」 

パシャッ 

上条「目をつぶってしまった…不幸だ…」 

薫「あと2枚あるからだいじょーV!」 

サツエイスルヨ‼︎3.2.1 

薫「布団が吹っ飛んだ」 

上条葵紫穂「「「ブフッ!」」」 

パシャッ 

薫「あっははは!皆変な顔ー(笑)」 

上条葵紫穂「「「ああぁ!?」」」 



214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 03:13:58.92 ID:Yb+MZlit0

サイゴニモウイチマイサツエイスルヨ‼︎3.2.1 

薫「チュッ」 

上条「へ…?」 

パシャッ‼︎ 

薫「あたしの初ほっぺにちゅーだぞ!ありがたく受け取っとけよ!!」 

上条「う、あ…?うん、え…?」 

葵「薫!抜け駆けは許さんってゆーたやろ!!」 
紫穂「薫ちゃんずるいよ!」 
薫「はっはっは!早くラクガキやろーっと」 

上条「……なんてこった。」 


上条はラクガキやらなんやらは全く分からないので、一切を彼女等に任せた。 

上条「薫、3枚目すっげえ恥ずかしいんだけど。」 
薫「絶対ケータイに貼れよな!」 



216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 03:21:21.65 ID:Yb+MZlit0

紫穂「上条さん!次は私とプリクラだからね!!」 

葵「違う!次はウチ!」 

上条「ははは、また今度皆で一緒に来ような。」 

葵「とにかく、今からはお待ちかねのケーキ屋や!!」 

上条「その前に飯食わないか…?その後ケーキ屋に向かおうぜ。」 

薫「あたしもお腹減ったー」 

紫穂「私も…」 


葵「しゃーないなぁ。もうお腹減ったんかー?」グゥゥ~ 

上条「ぷはっ」 

葵「うぅぅぅぅ~!!」 

上条「よし、飯食いに行こうか。」 



237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 09:07:41.16 ID:Yb+MZlit0

レストラン──────── 
薫「あたしハンバーグ!」 

葵「ウチはナポリタンで」 

葵「わたしはサイコロステーキにしようかしら」 

上条「すいませーん注文お願いしまーす」 



薫葵紫穂上条「「「「いただきまーす!」」」」 

薫葵紫穂「「「上条(はん)(さん)あーん!」」」 

上条「お、おぉ!?むががががっ!!?」 

薫「ちぃぃっ!考える事は皆同じだったか!!」 



240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 09:19:19.00 ID:Yb+MZlit0

葵「それでも負けへん!」 

紫穂「…一旦休戦よ。上条さんが窒息しちゃうわ」 

上条「げホッ、ゴホッ…ごめんな。ちょっと水取ってくれ。ゴホッ」 

薫「いきなり口に突っ込んだりしてごめんな…」 

葵「ごめんなさい…」 

上条「気にすんなって。…お前等のも美味しそうだし、後で一口ずつ分けてくれないか?」 

薫「…!うん!」 

葵「薫!紫穂!順番ジャンケン!!」ポンッ 

薫「グー」 

葵「グー」 

紫穂「パー」ニヤニヤ 

薫「紫穂心を読んだだろーーっ!!」 

葵「卑怯や!もう一回!!」 

紫穂「偶然ですー(棒」 



241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 09:25:31.93 ID:Yb+MZlit0

上条「ん?最初は紫穂からくれるのか。えーと、すいませーん取りz」 

紫穂「上条さん。はい、あーん。」 

上条「…えーっと。しなくちゃダメか?照れるんですけど。」 

紫穂「わ、私だって恥ずかしいもん!…は、早く私を食べて。」 

上条「私を!?…えぇぃままよ!!」アーン パクッ 

紫穂「…」 

上条「…」モグモグ 

紫穂「ど、どうかしら…?」 

上条「うん、すげぇうまい。ありがとな」 

紫穂「べ、別に大したことじゃないわ。」 

薫葵「「ぐぬぬ」」 



242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 09:30:43.15 ID:Yb+MZlit0

上条「…なんでお代わりなんてしたんだよお前等…ケーキ食べれなくていいのか?」 

葵「だって!負けとぉなかったんやもん…」 

薫「そうだそうだ!」 

上条「何にだよ…。まぁいいや。今日の晩飯のデザートに食べれるようにケーキを買ったら帰ろうか。」 

紫穂「あ、あの店よ。」 
イラッシャイマセー 

御坂「え」 
一方通行「アァ?」 
打ち止め「ほよ」 
垣根「おっと」 
上条「」 

上条「皆、店間違えたみたいだ。帰ろうか。」スタスタ 

御坂「ちょちょ!待ちなさいアンタ!!」バチバチッ 

上条「ひぃ本物!?何で学園都市の外にいるんだよお前等!!!」パキーン 



244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 09:38:12.03 ID:Yb+MZlit0

御坂「辞令を貰ったのよ!(脅してだけど)」 

一方「ご丁寧に俺あてにも辞令が届いてンのが腑に落ちねェがなァ(レールガンが脅してだけど)」 

打ち「こんにちわー!って、ミサカはミサカはヒーローさんに元気良く挨拶してみる!」 

垣根「俺の所にも辞令が矢文で届いた。窓の外に向けてケツ出してたら突き刺さって興奮した。」 

上条「まさかお前等もBABELに…?」 

「「「「正解」」」」 

上条「…」グッタリ 

薫「上条?こいつら誰?」 

葵「特に女の方は誰や」 

紫穂「…」 



245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 09:46:01.51 ID:Yb+MZlit0

紫穂「この人が御坂さん?」 

上条「ん、あ、あぁ。こいつがダイナミック電撃娘ビリビリこと、御坂美琴だ。」 

御坂「どんな紹介の仕方してんのよアンタ…」 

紫穂「…ふーん」 
そう興味なさげに呟くと、紫穂は上条の右腕をとり、見せつけるように抱きついた。 

御坂「!?」 

紫穂「お生憎様。今日は私達と”デート”だから貴女が入り込む隙間なんてこの世の何処にも存在しないわ」 

葵「あ!また紫穂だけ!」 
左腕には葵。 

薫「ここはあたしの指定席だからな!」 
肩には薫。 

御坂「~~!」ワナワナ 

一方「三下…流石だなァ」 

垣根「ケツに矢…何か閃きそうなんだが…」 



246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 09:51:12.57 ID:J80U9SYt0

垣根が完全にメルヘン 



247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 09:52:19.55 ID:Yb+MZlit0

上条「何で空気がこんなに険悪なんでせうか…。薫、葵、紫穂。ケ、ケーキ買って帰ろうか」 

一方「すまねェ三下ァ。ケーキならレールガンが全部買い占めちまったぞ。」 

上条「お前までインデックスみたいに…」アキレ 

御坂「」 



248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 09:57:37.51 ID:Yb+MZlit0

御坂「ちち、違うわよ!別にやけ食いしようとしてたわけじゃ…」ハッ 

上条「…。皆、今日もまたデザートは手作りでいいか?シュークリーム辺りなら早くできそうだ。」 

薫「おっけー!」 

葵「そーと決まれば買い出しに行くで!」 

紫穂「…”そーいう事”だから、さようなら、オバサン?」 

アリガトウゴザイマシター 

御坂「お、おば…まだ中学生なのに…」グスッ 

一方「中学生はもうババアだ諦めろレールガン」ポンッ 

垣根「閃かねぇ…いや待て、まずはケツから離れて頭の方に…」ブツブツ 



284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 15:27:06.84 ID:Yb+MZlit0

薫葵「「…」」ムスッ 

上条「…なぁ紫穂。なんかさっきから2人が機嫌悪そうなんですが上条さんの気のせいでせうか。」 

紫穂「上条さんが他の女とイチャイチャするからじゃないかしら。」ジト 

上条「紫穂まで何の事だよ…。」 

薫「じゃあさっきの短髪は上条の何なんだよ!楽しそうにラブラブしやがって!!」 

上条「ラブラブ!?俺と御坂が!?…冗談もいい加減にしてくれ…そんな事言ったらまた御坂がキレて上条さんは真っ黒焦げになってしまいますよ……」 

葵「じゃー、その御坂って人とは何にも無いんやな!?」 

上条「何も無いけど?」サラッ 

葵「…まぁ、そんなら、ええけど。」 

上条「なんなんだ…。なんでそんなに怒ってるんだ…」 

紫穂「上条さんのそれが素なんだとしたら、罪ね。原罪レベルで。」 

上条「俺ってそんなに罪深いの!?…今度ステイルに診てもらおう…」 

紫穂「(また知らない人の名前…)」 

気まずい雰囲気で歩く4人。目的地のスーパーに着いた途端に3人の態度が一変した。 



285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 15:32:34.96 ID:Yb+MZlit0

薫葵紫穂「「「お菓子買っていい!?」」」 

上条「300円までな」 
やはりまだまだ子供である。 

薫「えー。そんな遠足レベルまでかよ」 

上条「言うこと聞かない子は10円ガムだけですー」 

薫「ちぇー。せ、せめて消費税は許可して!」 

葵「315円とかばっかりやからな」 

上条「分かったから早く行ってこい。すぐ帰るぞ。」 

薫葵「「はーい」」ヒュンッ 

上条「紫穂はいいのか?」 

紫穂「私はいらないわ。」 

上条「遠慮しなくても…」 

タダイマヨリ タイムセールデス! タマゴヒトパック50エン‼︎オヒトリサマ2パックマデ 

上条「すまんちょっと付き合ってくれ紫穂」 



286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 15:36:45.78 ID:Yb+MZlit0

紫穂「付き合… うん、わかったわ。」 

上条「…ところでさっきあんなにキラキラした目でお菓子買っていいか聞いたのに、何でいらないんだ?」 

紫穂「も、もうそんな子供じゃないもの。立派なレディーはお菓子なんかいらないわ。」 

上条「…無理しちゃって。紫穂はまだ小学生くらいの女の子なんだから、遠慮しないでもっと甘えてもいいんだぞ?」 

紫穂「だ、だって…」 

上条「そんなに急いで大人にならなくてもいいんだ。俺は今のお前達も大好きだからな」 

紫穂「ゔっ…だ、だからサラッとそんな事を言わないで!」ダッシュ 

上条「あぁ!?待ってせめてタイムセール… まぁ、いっか。」 



290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 15:52:17.22 ID:Yb+MZlit0

「お会計 35820円になるのである」 
上条「( ゚д゚)…、 アックアが見える」 
アックア「おぉ上条当麻。久しぶりである」 

上条「本物かよ!お前何してるんだよ!!」 
アックア「このスーパーの店長として勤めているのである」 
上条「マジか… 薫に葵に紫穂!!」 

薫葵紫穂「「「ドキイッ」」」 

上条「後で話があるから家に帰ったらリビングに集合だからなー?」 

背後をそーっと通り抜けようとする3人を上条は見逃さなかった。 
葵「や、やばっ」 
上条「おっとテレポートは無しだ。」ミギテデツカム 
葵「か、上条はん…?めめめ目が怖いっ」 

上条「怖くなーい…怖くないぞ~?家に帰るまで手を繋いでようなー?」 

葵「あかん今回は全然嬉しくあらへん!!」 

薫「葵、お前の犠牲は忘れないっ!」ダッシュ 

葵「薫ー!?紫穂もおらん!!?」 

上条「逃がしたか…」 



291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 15:57:48.28 ID:Yb+MZlit0

上条「さて、この山積みのお菓子とジュースの量から見て…お前達の晩御飯はこれから先ずっとお菓子でいいと言うことだな?」 

葵「(あ、それもいいかも…)」 

上条「栄養バランスくずして太って体壊してしまってもいいって事だなー?」 

葵「え…」 

──────────── 

葵「上条はーん」ブクブクデブーン 

上条「俺は…太った女の子は嫌いなんだ…」 
葵「そんなぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 
──────────── 


葵「やっぱり嫌ぁぁぁ!!ごめんなさい!ウチらが悪かったですぅぅ!!」 

上条「…よし。ちゃんと謝れる子は上条さんは大好きだ。」 

葵「…ぁぅ」 

上条「でもお前達は1ヶ月間おやつ抜き!このお菓子達はBABELで配る!!」 

葵「上条はん堪忍してぇぇーーーっ!!!」 



292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 16:04:31.66 ID:Yb+MZlit0

上条「なら他の2人を捕まえるお手伝いをしろ。そーしたら2週間おやつ抜きに縮めてもいい。」 

葵「せ、せめて1週間…」 

上条「分かった3週間だな」 

葵「2週間でお願いします!」 

上条「よろしい。じゃあ探すか」 

葵「あ、服とか食材だけ先に家にテレポートで持って行くからちょっとの間だけ解禁してや」 

上条「マジか。…局長達には内緒だぞ?ザ・チルドレン!解禁!!」(キリッ 

御坂「」 
一方「」 
打ち「」 
垣根「」 
上条「( ゚д゚)」 

葵「…い、行ってきますー。」 



294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 16:13:13.37 ID:Yb+MZlit0

一方「三下ァ。お前実はなかなか愉快な野郎だったんだなァ…ブフッ」 

垣根「解禁!(キリッ ぶはっwwwwwwww」 

御坂「プププッ…くっ…ふふっ…」 

打ち「大丈夫だよヒーローさん!かっこよかったからってミサカはミサカは心にも無い事を言って励ましてみる。」 

上条「身内に…見られたっ…!!」orz 

一方「ザ・チルドレン!」 

垣根「解禁!(キリッ」 

一方垣根「「wwwwwwwwww」」ジタバタ 

上条「やめろォォォおおお!!!」 



葵「ただいま上条はーん!…って…うわ」 

垣根「もー1回言ってみ上条?せーの、ザ・チルドレン!wwww」バサッ←羽 

上条「(;´Д`A」 

垣根「ほらもー1回!もー1回!」 

上条「。・°°・(>_<)・°°・。」 



297:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 16:19:46.75 ID:Yb+MZlit0

葵「上条さん何泣かしてけつかるんじゃワレこのクソメルヘンがぁぁぁぁ!!!」 

垣根「メルヘンっ!?」カキーンッ‼︎ 

葵必殺・テレポートキックが、垣根の…いや、紳士の急所に減り込む。 

葵「嫌っ、何か変な感触したっ!上条はーん!!」 
ヒットアンドアウェイ。露骨に表情を歪めた葵は垣根を沈黙させた後、上条の背後にテレポートする。 

垣根「垣根は死すとも自由は死せず…」ピクピク 

上条「葵ー。今回はGJだけど今後一切あんな所を蹴ったらダメだぞ?葵が穢れるからな…」ガクブル 

一方「ガクブル」 

打ち「あなたもヒーローさんも何でお股をおさえて震えてるのってミサカはミサカは素朴な疑問をぶつけてみる。」

御坂「打ち止め、聞いたらダメよ。」 



300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 16:30:16.74 ID:Yb+MZlit0

上条「葵、解禁終わりだからな。」ピッ 

葵「あーこれでまた超度3に逆戻りや」 

御坂「…キミ、凄いわね。黒子よりもテレポート能力高いんじゃない?」 

葵「ひっ」 

御坂が興味深そうに葵を覗きこむ。 

上条「ふっふーん。こいつ達は日本で唯一の超度7…学園都市で言うところのLEVEL5だからな!」ドヤァ 

御坂「何でアンタがドヤ顔なのよ。」 

一方「ロリでLEVEL5とかすげェなァ。しかも原石だろォ?…強ェのかねェ…?」ニヤァァ… 

葵「ぅぅぅ…」ブルブル 

上条「お前顔怖いから止めろ。ウチの葵が怖がってるだろうが」 

一方「うるせェ。生まれつきだ三下。」 

垣根「昔の一方通行はこんなに可愛かったのに…おとーさん悲しいよ」ピラッ 

http://blog-imgs-50.fc2.com/f/e/e/feeeln/20140205232229365.jpg 

一方「かァァァァきねクゥゥゥゥン‼︎何だこの写真はよォォォォ!!!?」 



301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 16:33:14.57 ID:Yb+MZlit0

上条「……え。お前。女の子だったの…?」 

御坂「あ、何か、今までごめんね…?」 

一方「ンな訳あるか三下共がァァァァ!!」 

垣根「JKモンのAVと合成してみた。」 

一方「余計な事してンじゃねェェェよクソメルヘンがァァァァァ!!!!素敵なオブジェに変ェちまうぞゴラァァァァ!!!!!!」 



303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 16:41:33.10 ID:Yb+MZlit0

ギャーギャー‼︎ 

葵「…上条はん」ツンツン 

上条「ん?」 

葵「この鏡見てみ」 
葵が取り出したのはコンパクトタイプの手鏡。 

上条「あ。…見つけた。お手柄だぞ葵」b 
鏡には、柱の陰からこちらの様子を伺っている少女2人の姿が映っていたのだった。 

上条「ちょっと忘れ物したから待っててくれー」 
わざと大声で周囲に聞こえる様に口を開いた後、上条は元来た道を走って戻って行った。 

葵「薫、紫穂。友達を売る様な事して、ごめんな。でも、あんたらもウチの事売ったし、おあいこやろ?」 

そう呟く葵は、とてもとても素敵な笑顔を浮かべていた。 



305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 16:51:41.30 ID:Yb+MZlit0

────────────柱の陰 

薫「マズイな…このままだと家に帰れねぇ…」 

紫穂「逃げたのは失敗だったようね…」 

ザチルドレン カイキン‼︎ 

薫「うぉ、何か解禁された。」 

紫穂「荷物を家に運ぶ為に解禁…局長が聞いたら怒るわね。」 

ンナワケアルカ サンシタァァァァ‼︎ 

薫「あの白い人怖ぇぇなぁ…」 

紫穂「またあの茶髪の人ぉぉぉ…っ!」ゴゴゴゴゴ… 

チョットワスレモノシタカラー 

薫「あ、上条走った。」 

紫穂「忘れ物?何を忘れたの?」 

その時。 



308:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 17:04:33.06 ID:Yb+MZlit0

葵「…」 

薫紫穂「「!?」」 

葵がこちら側を振り向いた。 
偶然では無い。しっかりこちらと目があっている。 

葵「…」ニヤッ 

何を思ったのか、手に持った鏡をひらひらと見せびらかした。 

薫「なーんだ。葵、気づいてたのか」 

紫穂「何か…嫌な予感がする。…鏡…上条さん…まさかっ!」 

上条「つーかまーえたー」ガシイッ 

時既に遅し。 
薫と紫穂が理解するよりも早く、2人は背後からこっそりと接近していた上条に捕獲されてしまった。 

上条「さーて…どうしてくれようかねこの悪い子達は…!!」ヒクヒク 
上条は顔が引きつっていた。こめかみに青筋立てていた。 
やはり怒っていた。 



309:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 17:05:03.76 ID:Yb+MZlit0

薫「え、えーっと…ごめりんこ☆」キャピッ 

紫穂「えへへ…ごめんなさい」キャピッ 

上条「3人とも。2週間おやつ抜きだ。あの山盛りお菓子はBABELで配る!」 

薫紫穂「「嫌ぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」 



317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 17:34:24.68 ID:Yb+MZlit0

────────────帰り道 

一方「おい三下ァ。お前ン家の晩飯は何だァ。」 

上条「あ?鍋だけど。」 

薫「何でお前らまで皆ついて来てるんだよー」 

葵「せや!はよ帰り!」 

一方「いいじゃねェか別によォ。腹減ってンだよ。」 

上条「おいおい。人数分ねぇから足りなくなるんだが」 

一方「材料なら大丈夫だ。クソ垣根が買って来てくれるからよォ」 

垣根「あぁ?吹き飛ばすぞモヤシ野郎。誰がお前みたいなのにパシられてたまるか」 

一方「垣根クンマジイケメソ」 

垣根「知ってますぅ~」 



318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 17:43:05.89 ID:Yb+MZlit0

一方「…垣根クンマジメルヘン」 

垣根「買ってくるぜ任せとけ!黒毛和牛でいいよな!?」バサァッ 

一方「(ちょれェ)」 

上条「垣根は相変わらずだな…」 

薫「飛んでったぞ上条!羽!羽が生えてる!!」 

上条「ん?あぁ。アレがあいつの能力…って事でいいんだよな一方通行?俺未だにアレの意味がわかんねーんだ」 

一方「相変わらずのバカだァ三下もよォ。…あのメルヘン野郎の能力は、この世界に存在しねェ物質を自由に生み出す能力だァ」 

紫穂「つまり作り出す物質の性質を調整して、翼を生やしたり宙に浮かんだりが出来るようになる…って事なのかしら?」 

一方「…おい三下。手前ェ幼女に負けてやがンぞ。」 

上条「紫穂は賢いからなぁ」ヨシヨシ 

紫穂「…//」 



319:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 17:47:14.17 ID:Yb+MZlit0

薫「上条ー。結局こいつらも一緒にご飯食べるのか?」 

上条「久しぶりに再開したんでな…ダメか?」 

薫「…上条がいいなら別にいい」 

葵「…ウチも」 

上条「ありがとうなぁ。」ヨシヨシ 

薫葵「「…//」」 

一方「フラグ建築能力はご健在のご様子ですなァ三下ァ。何でお前幼女にまでモテやがンだよォ。」 

御坂「…」ムム… バチバチッ 

上条「御坂はこんなところで放電しない!」 



321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 17:54:44.96 ID:Yb+MZlit0

打ち「あなたはやっぱりミサカじゃダメなのねってミサカはミサカは悲しみに耐えながら困ったように笑ってみる」 

一方「あァ!?そ、そそンな事ねェよ打ち止めァ!!俺ン中じゃァお前がナンバーワンでオンリーワンだァ!」 

打ち「あなた…ってミサカはミサカは感動に胸をうたれてみる!」 

上条「えぇ話や。やっぱり素直が1番だなぁ。」 

御坂「…!と、ととと、とうm」 

薫葵紫穂「「「!」」」キラーン! 

薫「上条!もう家が見えたぞ!早く飯!!」 

葵「お客はん来るんに片付いてないんよ!?早よせな!!」 

上条「お、おお!?」 

紫穂「…ふっ」チラッ 

御坂「!」グヌヌヌ…‼︎ 

一方「修羅場ってンなァ」 



323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 18:06:26.23 ID:Yb+MZlit0

上条家────────── 

一方「オイオイ…前の狭ェ部屋からすりゃァ格段に立派じゃねェか」 

御坂「広…」 

上条「ふふーん」ドヤァ 

一方「三下。メシ」 

上条「わかったわかった。とりあえずリビングで待っててくれ。」 

御坂「ア、アタシも何か手伝ってあげないこともないわよ!(素直に…!)」 

薫葵紫穂「「「!!」」」 ピキーン 

紫穂「お客さんにそんな事させられませんよ。とっととリビングに行って待っててください。私達でお手伝いするから手は足りてますから。」 ニッコリ 

薫「そ、そーだそーだ!お客さんは黙って座ってろー!!」 

葵「ほな、”3人で”お手伝いしてくるわ」ヒュンッ 



325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 18:14:00.32 ID:Yb+MZlit0

御坂「…ううう…勝てないっ!」orz 

打ち「おねーさまがんばれ!ってミサカはミサカは精一杯励ましてみる!」 



上条「ふんふーんふーん♪」 

薫「上条!お手伝いに来たぞ!!」 

上条「ん、ありがとよ。」 

葵「何からしたらええ!?ウチ何でもする!」 

紫穂「私はとりあえず野菜を洗っておくわ」 

上条「おう。薫と葵は……包丁は危ないよなぁ…お米を炊いといてくれ。早炊きで。」 

薫葵「「了解!」」 



329:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/31(金) 18:26:44.99 ID:Yb+MZlit0

上条「(初めて会った時は無視されたりで上手くやっていけるか心配だったけど)」♪♪♪~ 

薫「お米洗うぞ!」 

葵「ご、ごめん薫。ウチちょっとお花詰んで来るっ!すぐ戻るからその間頼むわ」ヒュンッ 

上条「(お手伝いもしてくれるくらいに仲良くなれたような気もするし)」♪♪♪~ 

薫「えーっと。食器用洗剤…あったあった」ゴシュゴシュ 

上条「(なんだかんだで俺もこいつらの事が大切だ。)」♪♪~ 

薫「うわっ、何か泡だってきた」 

上条「(そう、大切…)」♪~ 

薫「あれー?」 
葵「薫ごめんなー…って何しとるん!?」 
紫穂「上条さん!薫ちゃんがお米を洗剤で洗ってる!!!」 

上条「」