ナルト「そろそろヒナタと結婚して一年だってばよ」-②

の続きです。 

ナルト「そろそろヒナタと結婚して二ヶ月だってばよ」
ナルト「そろそろヒナタと結婚して一年だってばよ」
ナルト「そろそろヒナタと結婚して一年だってばよ」-②
ナルト「そろそろヒナタと結婚して一年だってばよ」-③
 
371:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/21(水) 01:11:16 ID:6M.um.UE
~結婚式 当日~

ナルト「ちょ、ちょっとキツい…」

サスケ「あまっちょろいこと言ってんじゃねぇよ」グイッ

サスケ「帯くらいバシっと締めなくてどうすんだ」

ナルト「で、でもよぉ」

サスケ「おら、一応これで大丈夫だろ」

ナルト「キマってるか?」

サスケ「…お前にしちゃあ上出来だよ」

ナルト「…へへっ、そっか」 




372:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/21(水) 01:15:08 ID:6M.um.UE
ナルト「ヒナタの方はどうしてるかな?」

サスケ「ま、女のほうが、こういう準備は長くかかるからな」

サスケ「それより、随分リラックスしてんじゃねえか」

ナルト「そうか?」

ナルト「ま、俺ってば本番に強いタイプだから」

サスケ「いや、この場合当てはまるのか?それ」

ナルト「うーん、どうだろう」

サスケ「…自分の発言にくらい責任持てよ」

ナルト「なんか、別にいつもと変わらないんだよなぁ」

ナルト「実感わかねー」

サスケ「…はぁ」 




373:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/21(水) 01:20:25 ID:6M.um.UE
サスケ「あのな、ナルト」

サスケ「今日から、ヒナタはお前の嫁になるんだぞ?」

サスケ「うずまきヒナタになる」

サスケ「んで、お前は一応日向の家にも加わるんだろ?」

サスケ「様変わりじゃねぇか」

ナルト「いやー、付き合いだしてから、前よりずっとココ、来てるからなぁ」

サスケ「…そもそも、自分の家を会場に指定するヒアシさんも相当だがな」

ナルト「別に、広いからいいんじゃねぇの?」

サスケ「そういう問題かよ…」 




375:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/21(水) 01:25:21 ID:6M.um.UE
ナルト「にしても、この服動きにくいってばよ…」グイグイ

サスケ「あ、バカ、そんな風にしたら緩んじまうだろうが」

ナルト「ぐえっ、わ、分かったから引っ張んなって」

ナルト「時間になったら誰が教えてくれるんだっけ?」

サスケ「ネジが来るだろ?多分」

ナルト「…どのくらい人呼んだのかな」

サスケ「身内だけでこっそりやる風だったけどな」

サスケ「俺は、お前に礼服届けに来ただけだし」

ナルト「せっかくだから、列席するってばよ」

サスケ「そもそもが香燐のついでに来てんだ、最後までいることにはなると思う」

ナルト「…お前でも、逆らえないものがあったんだな」

サスケ「安心しろ、お前もいずれこうなる」 




376:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/21(水) 01:30:01 ID:6M.um.UE
~奥の間~

ヒナタ「…」

香燐「ふんふーん」チョイチョイ

香燐「…うん、いい仕上がりね」パチン

香燐「もう目を開けても大丈夫よ、ヒナタ」

ヒナタ「はい、ありがとうございます」

ヒナタ「どんな感じですか?」

香燐「はいはい、自分で確認!」つ鏡

ヒナタ「…これが、私?」

香燐「あんた、普段から化粧っけなさすぎなのよ」

香燐「その癖、ウチよりきめ細かい肌ツヤしてからに…」

香燐「ま、今度しっかり教えてあげるわ」

ヒナタ「は、はい、よろしくお願いします」 




377:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/21(水) 01:35:27 ID:6M.um.UE
香燐「…にしても、あんた」

ヒナタ「え?何ですか?」

香燐「…驚く程美人ね」

香燐「まるで人形みたい」

ヒナタ「そ、そんな、人形だなんて…」

香燐「全く、ナルトにはもったいないわね」

ヒナタ「そんなこと、ないです」

ヒナタ「むしろ、私、ずっと不安で…」

香燐「不安?何が?」 




378:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/21(水) 01:40:13 ID:6M.um.UE
ヒナタ「…本当に、私でいいのかなって」

ヒナタ「ナルトくんの為になるのかなって」

ヒナタ「…そんなことばかり頭に浮かんで…」

香燐「…ていっ」ベシッ

ヒナタ「きゃっ」

香燐「もう、そんな考えは追い出しなさい」

香燐「だいたいそれ、ナルトに失礼よ?」

ヒナタ「ナルトくん…?」

香燐「そりゃあそうよ」

香燐「自分で選んだ女自身に否定されるんじゃ、あいつの気持ちはどうなんのよ」

ヒナタ「…あっ」 




379:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/21(水) 01:45:38 ID:6M.um.UE
香燐「…でも、ま、分かるわ、その気持ち」

ヒナタ「そう、なの?」

香燐「うん」

香燐「ウチも、そんな感じでぐるぐるしてた」

香燐「たぶん、多かれ少なかれ、皆が経験することだと思う」

香燐「不安と、喜びと、いろんな感情がぐちゃぐちゃになっちゃって」

香燐「こんな思いをするくらいなら、結婚なんてやめちゃおうかな、ってさ」

ヒナタ「…うん」 




380:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/21(水) 01:50:04 ID:6M.um.UE
香燐「でもね、こんな風に悩んでるの、女の方だけみたいよ?」

ヒナタ「え?」

香燐「サスケもそう」

香燐「いつも通りだった」

香燐「いつも通りで、それが妙に頼もしくてね」

香燐「男ってね、かなり行き当たりばったりなのよ」

香燐「不安な気持ちとか、そういうのは放っておけるわけ」

香燐「多分、ナルトもピンピンしてるわ」

ヒナタ「…なんかズルい」プゥ

香燐「ふふふっ、その代わり、子供が出来たらあっちが慌てんのよ」

ヒナタ「…まだ先のことだから、今は関係ないもん」 




381:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/21(水) 01:59:33 ID:6M.um.UE
香燐「まだ先?」

香燐「甘い甘い」

香燐「練乳かけ宇治金時くらい甘いわ」

ヒナタ「普通に美味しそうだけど…」

香燐「うっさい、美味しいに決まってんでしょ!」

ヒナタ「…うう、理不尽」

香燐「いい、ちゃんと自分の周期をカレンダーにでも書いておきなさい」

ヒナタ「え!?で、でも…」

香燐「こっちがお膳立てしなきゃ、全然そういうの気にしてくれないんだから…」

ヒナタ「あの、それって私怨なんじゃ…」

香燐「と、に、か、く」

香燐「あんたたちはこの里の火影夫婦になるのよ?」

香燐「跡継ぎ、大事でしょう?」

ヒナタ「…それは、そうかも」 




382:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/21(水) 02:03:51 ID:6M.um.UE
香燐「…そういえばさ」

香燐「あんた達、その、シてないわけ?」

ヒナタ「え?何がですか?」

香燐「話から察しなさいよ」

ヒナタ「…」ポクポクポク チーン

ヒナタ「な、ななななな、何を…!?」////

香燐「その反応、マジなのね…」

香燐「今時珍しいほどの健全カップルだわ」

ヒナタ「ううっ…」 




383:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/21(水) 02:08:55 ID:6M.um.UE
香燐「…で?本当に?」

ヒナタ「ほ、本当です!」

香燐「…それに準ずる行為も?」

ヒナタ「…」////

香燐「…なーるほど」

香燐「ま、そうじゃなきゃ、ナルトも困っちゃうわよねぇ」

ヒナタ「…べ、別に変なことは」

香燐「はいはい、それが普通なのよ、普通」

香燐「何もないなんて、それこそ病気よ」 




384:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/21(水) 02:14:07 ID:6M.um.UE
香燐「ま、こんどあんたには教育が必要そうだけどね」

ヒナタ「教育!?」

香燐「どうせ、学校で習った程度でしょ?」

香燐「ナルトも初めてだろうし、下手すりゃ怪我しちゃうわよ」

ヒナタ「怪我?」

香燐「ええ、およそ治療に行きたくなくなる部位にね」

ヒナタ「…」

香燐「ま、お互いに準備がいるものよ」

香燐「一番いいのは、二人でじっくり取り組むことね」

香燐「そのための教育」

香燐「ナルトに言ったって、聞きやしないんだから」

ヒナタ「…よろしくお願いします」

香燐「はいはい、女医さんの力、見せてあげるわ」 




385:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/21(水) 02:18:36 ID:6M.um.UE
香燐「さて、無駄話もそろそろおしまい」

香燐「どう?まだ不安?」

ヒナタ「…そういえば、大丈夫みたい」

香燐「ふふっ、それなら良かった」

香燐「ウチはサスケと合流するわ」

香燐「そろそろ、お呼がかかる時間だし…」

ハナビ「ねえさま、もうすぐ時間ですよ」ガラッ

ハナビ「って、あら?」

香燐「…ほらね?」 




386:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/21(水) 02:22:32 ID:6M.um.UE
ハナビ「あら、もう行かれるんですか?」

香燐「旦那拾ってくるだけよ」

香燐「ヒナタのこと、お願いね」

ハナビ「なるほど、分かりました」

ヒナタ「わ、私、別にひとりでも…」

香燐「あー、いいからいから」

香燐「ハナビちゃん、裾に気をつけてあげてね」

ハナビ「はい、心得ました」

香燐「それじゃ、まあね」

ヒナタ「…随分、香燐さんと仲がいいのね」

ハナビ「ええ、イロイロ相談に乗っていただきましたから」 




387:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/21(水) 02:26:24 ID:6M.um.UE
ハナビ「ねえさま」

ヒナタ「何?」

ハナビ「…とうとう、嫁がれるのですね」

ヒナタ「とうとうって何よ」

ハナビ「…わたしの負けなんです、少し位は憎まれ口を叩いてもいいでしょう?」

ハナビ「未練がましい女です、わたしは…」

ヒナタ「…ハナビ」

ハナビ「…自分でも、結構変われたと思っているのですが」

ハナビ「ねえさまとナルトさんの間には、入れませんでしたね」 




388:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/21(水) 02:31:10 ID:6M.um.UE
ハナビ「…ねえさま、すごく綺麗です」

ハナビ「こんな綺麗なひとに負けたなら」

ハナビ「…諦めも…」

ヒナタ「…いいよ」ギュッ

ハナビ「…ねえさま?」

ヒナタ「無理して、納得しようとしなくても、いいよ」

ハナビ「…うぅ」ポロポロ

ハナビ「…わたし、本当にナルトさんが好きだったんです」

ハナビ「今でも…」

ハナビ「…ねえさま、絶対に」

ハナビ「幸せになってください…」ズズッ

ヒナタ「…うん」

ヒナタ「ありがとう、ハナビ」 




389:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/21(水) 02:35:16 ID:6M.um.UE
ハナビ「…みっともないところを見せてしまいました」グスッ

ハナビ「行きましょう、皆さんお待ちです」

ヒナタ「うん、分かった」

ハナビ「…わたしが結婚するときは、この衣装をいただこうと思っていましたが」

ハナビ「…くっ」

ヒナタ「ど、どうしたの?」

ハナビ「…目算でわかります」

ハナビ「…おそらく、胸の分の生地がダレてしまうでしょう」

ヒナタ「そ、そんなこと…」

ハナビ「いいんです、情けは無用」

ハナビ「わたしも新調しましょう」 




393:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 10:43:38 ID:Z7fmdmig
~日向家 広間~

ナルト(こ、この雰囲気…)

ナルト(両側にズラッと里の大物が…)

ナルト(それに、正面のヒアシさん)

ヒアシ「…」

ナルト(こ、怖い)

ナルト(振り返ってキョロキョロも出来ねぇし)

ナルト(サスケ!香燐さん!ヒナタ!)

ナルト(助けてくれってばよ~) 




394:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 10:48:40 ID:Z7fmdmig
香燐(あの馬鹿…)

サスケ(余裕ぶってた癖に、すっかり空気に呑まれてやがる)

サスケ(後ろ姿でも、緊張が丸分かりだぜ…)

香燐(でも、さすがに、次期火影の婚姻ね)

香燐(周りも繋がりが欲しくて必死って感じ)

サスケ(ま、ナルトはそういう権力とは無縁できてるしなぁ)

香燐(サスケ、分かってるわよね?)

サスケ(後のフォローだろ?ったく仕方ない奴だ)

香燐(二人の為なんだから、頑張りましょ?)

サスケ(…ま、俺だってあいつらには平和でいて欲しいからな)

香燐(うん、サスケのそういうところ、ウチ大好き)

サスケ(…ふん) 




395:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 10:56:45 ID:Z7fmdmig
ハナビ「失礼します…」ススッ

おお…

ナルト(やっとヒナタが来た…か…)

ヒナタ「…お待たせいたしました」

ハナビ(ねえさま、ご武運を)

ヒナタ(ふふっ、ありがとう)

ナルト「…」 




396:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 11:05:16 ID:Z7fmdmig
ヒアシ「…それでは、これより婚姻の儀を執り行う」

ヒアシ「両人、日向のしきたり従うが、よろしいか?」

ヒナタ「…はい」

ナルト「よろしくお願いします」

ヒアシ「それでは、まずは祝詞を」

ヒアシ「ネジ」

ネジ「はい」

香燐(始まったわね)

サスケ(…なんだ、この気配は…) 




397:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 11:12:32 ID:Z7fmdmig
ヒアシ「…それでは、新郎、新婦、これを」つ小刀

ヒアシ「この器に、各々の血を受ける」

ヒナタ「…っ」ピッ

ヒナタ「…はい」

ナルト「…ああ」

ナルト「…っ」ピッ

ヒアシ「そして、ここに、二人で新酒を注ぐ」

ナルト「ヒナタ」

ヒナタ「…はい」

とくとくとくっ 




398:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 11:18:14 ID:Z7fmdmig
ヒアシ「結構」

ヒアシ「三三九度を」

ナルト「っ、っ…っ」ゴクッ

ヒナタ「っ、っ…っ」コクッ

香燐(何だか、こっちまで緊張してくるわね)

サスケ(香燐、やっぱり…)

香燐(それなら大丈夫よ)

香燐(今は二人を見届けるのが先)

サスケ(…ああ) 




399:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 11:25:33 ID:Z7fmdmig
ヒアシ「これで、両家の血の縁が生まれた」

ヒアシ「新郎、貴君は新婦を妻とし、永劫愛し、信ずることを誓うか」

ナルト「…誓います」

ヒアシ「新婦、貴君は新郎を夫とし、永劫愛し、支えることを誓うか」

ヒナタ「…はい、誓います」

ヒアシ「…これにて、両家の婚礼は成った」

ヒアシ「…ナルトくん、ヒナタを頼む」

ナルト「はい!」 




400:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 11:30:04 ID:Z7fmdmig
ヒアシ「…さて」

ヒアシ「しきたりはここで終わりだ」

ヒナタ「え?」

ヒアシ「私たちは、常々思っていたのだ」

ヒアシ「これまで、既に火影の業務を引き継いでいるにもかかわらず、ナルトくんを火影候補として扱ってきた」

ヒアシ「それは…」

綱手「こうするためさ!」バンッ

ナルト「え?綱手のばーちゃん!?」

ぱぁん!

イルカ「ナルト、ヒナタ、結婚おめでとう!」

サクラ「そして、火影の正式就任おめでとう!」

ヒナタ「え?あれ?あれ?」

ナルト「ど、どういうことだってばよ?」 




401:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 11:34:37 ID:Z7fmdmig
ヒアシ「しきたりにばかり囚われては、時代は膠着するだけだ」

ヒアシ「…と言うわけで、ここからは無礼講ということだ」

ヒアシ「ヒナター!美しい、美しいぞ!」

ヒアシ「お前の母と瓜二つだ!」

イルカ「悪いな、教えてやらなくて」

イルカ「お前たちを驚かせたくてな」

ナルト「いや、あれ?里のお偉いさんは…」

重鎮A「…まあ、これも新しい時代ということだ」

重鎮B「きちんと見届けさせてもらったよ」

重鎮C「これからは君たちの時代だ、胸を張りたまえよ」

重鎮A「我々は、これで失礼する」

重鎮B「お幸せに、だ」

ヒナタ「あ、ありがとうございます」 




402:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 11:37:51 ID:Z7fmdmig
テンテン「ヒナタ、すっごいキレー!」

ヒナタ「テンテン!?」

テンテン「何よぅ、そんなに驚かなくたって…」

ナルト「いや、髪下ろしたら誰だか分からなかったってばよ」

テンテン「むー、酷い」

サスケ「これは…」

香燐「ま、二人が愛されてる証拠ってやつね」

キバ「おいお二人さん」

サイ「君たちも、料理を運ぶの、手伝ってくれないかな?」

サスケ「…あー、わかったよ」

香燐「ふふっ、やっぱり騒がしい方がいいわね!」 




403:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 11:42:45 ID:Z7fmdmig
イルカ「ナルト、お前、随分立派になっちまって…」

イルカ「俺は、俺は、…嬉しいぞ!」グスッ

ナルト「な、なんでイルカ先生が泣くんだってばよ….」

イルカ「ヒナタも、綺麗になって…」

イルカ「アカデミーの頃のお前たちは…」ウダウダ

いの「誰?イルカ先生に呑ませたの」

チョウジ「え?呑んでないと思うけど」

シカマル「ま、教え子の中じゃナルトが一番問題児だったからな」

リー「感動もひとしお、ですね!!」

シノ「…相変わらず埋れがちなのはだーれだ?」

サクラ「はいはい、拗ねない拗ねない」 




404:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 11:48:06 ID:Z7fmdmig
テマリ「我愛羅、そんな端にいてどうするの!」

我愛羅「…今は、師との時間を楽しませてやろう」

カンクロウ「あんま、楽しそうには見えねージャン?」

我愛羅「ふっ、そんなことは無いさ」

ネジ「三人とも、料理が準備してある」

テマリ「はいはい、ありがたーくいただきましょうか」

我愛羅「…辛いのはダメだ」

カンクロウ「…いい加減慣れるジャン」

我愛羅「…ピリピリするから、嫌いだ」

テマリ「…シカマルに食わせるか…」

シカマル「やなこった」

テマリ「ははっ、冗談だよ、冗談」

シカマル「ったく」 




405:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 11:52:59 ID:Z7fmdmig
~ナルトの家~

ナルト「…ただいま」

ヒナタ「…あの後、みんなでどんちゃん騒ぎだったね…」

ナルト「皆、気を利かせて早めに解放してくれたけどなぁ」

ナルト「いいのか?晴れの舞台があんなで」

ヒナタ「ふふっ、私は楽しかったけど?」

ナルト「…ま、ヒナタがいいなら、いいんだけどさ」

ナルト「イルカ先生、あんなんでアカデミーの校長なんて出来てるんのかな」

ヒナタ「優しい先生だって有名だよ?」

ヒナタ「生徒思いのいい校長先生だって」

ナルト「…心配になるってばよ…」 




406:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 11:55:54 ID:Z7fmdmig
ナルト「…」

ヒナタ「…」

ナルト「あ、あのさ」

ヒナタ「な、何?」

ナルト「俺たちって、その」

ナルト「夫婦になったんだよ、な」

ヒナタ「…うん」

ナルト「…いろいろ、頑張ろうな」

ヒナタ「うん、一緒に、ね」

ナルト「は、ははは」

ヒナタ「ふふふっ」 




407:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 11:57:31 ID:Z7fmdmig
ナルト「…とりあえず、今日は風呂入って寝ちまうか」

ヒナタ「そ、そうだね」

ナルト「そ、それじゃ、先、どうぞ…?」

ヒナタ「う、うん…」 




408:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 12:00:19 ID:Z7fmdmig
ナルト(やっべー、何か妙に意識しちまうなぁ)

ナルト(…)ウズウズ

ナルト(い、嫌、別に解禁したからとかじゃなく…)

ナルト(…ごくり)

ナルト(うわああああ、何考えてんだ、俺!) 




409:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 12:04:10 ID:Z7fmdmig
ヒナタ(こ、これから)

ヒナタ(しょ、初夜っていうのなのかな…?)

ヒナタ(ナルトくん、ソワソワしてたし)

ヒナタ(やっぱり、期待、してるのかな…?)

ヒナタ(…)

ヒナタ(で、でも、香燐さんも言ってたし…)

ヒナタ(…)

ヒナタ(が、我慢、しなきゃ、だよね?)

ヒナタ(…)

ヒナタ(と、とにかく、綺麗にしておこう) 




410:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 12:08:51 ID:Z7fmdmig
~寝室~

ナルト「じゃ、じゃあ、電気、消すからな?」

ヒナタ「う、うん…」

ナルト「し、失礼しまーす」

ヒナタ「う、うん…」

ナルト「…」

ヒナタ「…」

二人(お、落ち着かない…!)

ナルト(い、いや、こんな所でがっついてどうすんだ)

ナルト(やっぱり、もうちょい時間をおいて…)

ヒナタ(…)

ヒナタ「な、ナルトくん…」

ナルト「ひ、ひゃいっ?」

ヒナタ「そ、そんなに驚かなくても…」

ナルト「…ごめん」 




411:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 12:13:30 ID:Z7fmdmig
ヒナタ「ナルトくん」

ヒナタ「その…」

ヒナタ「やっぱり、したい?」////

ナルト「ぶぅーっ!?」

ナルト「な、なななな」////

ヒナタ「…そうだよね」

ヒナタ「ずっと我慢してくれてたし…」

ナルト「い、いや、別に…」

ヒナタ「…わ、私なら、その」

ヒナタ「…い、いいよ?」////

ナルト「え、ああああの、それは…」 




412:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 12:18:10 ID:Z7fmdmig
ナルト「ほ、本当に?」

ヒナタ「う、うん…」

ナルト「俺ってば初めてだから、歯止めとか…」

ヒナタ「う、も、もうっ」ガバッ

ナルト「ひ、ヒナタ?」

ヒナタ「こういう時は、き、気遣いとか、しなくていいから!」

ヒナタ「ナルトくんの、したいように、していいから…」

ナルト「…ヒナタ」

ヒナタ「…ナルトくん」 




413:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 12:21:14 ID:Z7fmdmig
ナルト「…じゃあ、その」

ナルト「服、脱がすぞ?」

ヒナタ「か、確認しなくても…」////

ナルト「ご、ごめん」

ヒナタ「あ、後….」

ナルト「ん?何だ?」

ヒナタ「…で、出来るだけでいいから」

ヒナタ「…優しく、してね?」////

ナルト「…」

ナルト「ヒナタぁ!」

ヒナタ「きゃっ!?」


キングクリムゾン! 




414:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/22(木) 12:24:33 ID:Z7fmdmig
~そして現在~

ヒナタ「…いろいろあったねぇ」

ナルト「あ、ああ」

ナルト(…そういや、あの日は精魂尽き果てたな…)

ナルト(ヒナタの意外な一面を見たってばよ…)

ヒナタ「どうかした?」

ナルト「…いや、何でもないってばよ」

ヒナタ「?」

ナルト(…本人は、あんまり自覚無いんだもんなぁ)

ナルト(ま、比べるもんでもないか…) 




418:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/23(金) 13:24:20 ID:zlkXzA3I
おのれディアボロ! 




422:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 01:13:42 ID:IHFaVA0Q
~翌日~

ナルト「…ふぁあぁぁぁぁ」

ナルト「あれ?」

ヒナタ「…」スゥスゥ

ナルト「珍しい、ヒナタより先に起きちまったのか…」

ナルト「…ま、たまにはいいよな」

ナルト「顔洗ってこよう…」

ヒナタ「…」スゥスゥ 




423:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 01:16:50 ID:IHFaVA0Q
ナルト「今日はなにかあったっけかな?」シャコシャコ

ナルト「仕事は…まあ家で出来るし」

ナルト「うーん」

コンコン

ナルト「ん?はーい」ガチャ

サクラ「あら、おはようナルト」

ナルト「あー、そっか、今日だったっけ」

サクラ「?どうしたの?」

ナルト「ああ、うん、こっちの話だってばよ」 




424:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 01:19:24 ID:IHFaVA0Q
サクラ「で?ヒナタは?」

ナルト「悪い、サクラちゃん、まだ寝てんだ」

サクラ「へぇ、珍しい」

サクラ「ま、そろそろ来そうだし」

サクラ「体力使うから、疲れてるのかもね」

ナルト「とりあえず、上がってくれってばよ」

サクラ「はいはい、お邪魔しまーす」 




426:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 01:22:23 ID:IHFaVA0Q
~居間~

ナルト「はい、お茶だってばよ」

サクラ「ありがとう」

サクラ「ナルトも気遣いができるようになったのねぇ」ズズッ

ナルト「ははっ、ま、少しだけだってばよ」

サクラ「…ううん、本当、立派になっちゃって」 




427:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 01:26:46 ID:IHFaVA0Q
サクラ「昔はさ」

サクラ「あんたのこと、ただの見栄っ張りでわがままな奴だと思ってたけど…」

サクラ「…どんどん、先に行っちゃってさ」

サクラ「サスケくんも、ナルトも、手が届かないところに居て…」

サクラ「…」

ナルト「…別に、そんなことないってばよ」

サクラ「…でも」 




428:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 01:29:42 ID:IHFaVA0Q
ナルト「結局さ、俺もサスケも」

ナルト「おんなじところをぐるぐる回ってただけなんだってばよ」

ナルト「サクラちゃんが、俺たちの帰る場所になってくれたから」

ナルト「こうしてまた、皆で居られるんだ」

ナルト「だから、もっと胸張ってくれよ」

サクラ「…でも、張る胸が…」ペターン

ナルト「あ、いや、別にそういう話じゃ…」 




429:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 01:33:43 ID:IHFaVA0Q
サクラ「…なぁんて」

サクラ「あんまり恥ずかしいこと言わないでよね」

サクラ「反応に困っちゃうから」

ナルト「別に、普通にしてればいいってばよ」

サクラ「…難しいっての」

サクラ「さ、そろそろヒナタ起こしてきてよ」

サクラ「そんなに時間とらないから」

ナルト「分かった、ちょっと待ってるってばよ」

サクラ「…バカ」ボソ 




430:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 01:36:53 ID:IHFaVA0Q
ナルト「おーい、ヒナター?」

ヒナタ「…うう」

ナルト「ほら、今日はサクラちゃんが検診に来てくれてるから」

ナルト「起きるってばよ」

ヒナタ「うーん、あと二時間…」

ナルト「…ヒナタの場合、ボケてるのか本気なのかわかりにくいってばよ」

ヒナタ「…さすがに本気ではないけど」

ヒナタ「ふふっ、おはよう、ナルト」

ナルト「ああ、おはよう」 




431:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 01:40:53 ID:IHFaVA0Q
サクラ「あら、起きた?」

ヒナタ「うん、ごめんなさい」

サクラ「別にいいわ」

サクラ「ささっと終わらせちゃいましょ」

ヒナタ「お願いしまーす」

サクラ「…」

サクラ「順調ね」

サクラ「脈拍も、呼吸もおかしなところは見当たらないし」

サクラ「何か自覚的な症状はある?」

ヒナタ「うーん…」 




432:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 01:43:55 ID:IHFaVA0Q
ヒナタ「あ、白眼がうまく使えないかも…」

サクラ「あー、それは当然よ」

サクラ「体の中に別の人間がいるようなものだし、チャクラも練りにくくなっちゃうわ」

サクラ「…そっか、その話もしておかないとね」

ヒナタ「?」

サクラ「いい?よく聞いてね」

サクラ「お腹の赤ちゃんは、おそらく白眼を開眼するわ」

サクラ「当然、状況も少し特別なものになる」 




433:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 01:51:16 ID:IHFaVA0Q
ヒナタ「前に少し話していたこと?」

サクラ「ええ」

サクラ「血継限界は部外秘だから」

サクラ「それに、貴女は火影の妻でもある」

サクラ「そろそろ、実家の方に移ったほうがいいと思うの」

ヒナタ「そっか…」

ヒナタ「あれ?それじゃあもしかして」

サクラ「ええ、予定より少し早いけど」

サクラ「いつ生まれてもおかしくないわ」

ヒナタ「本当!?」 




434:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 01:53:43 ID:IHFaVA0Q
サクラ「ナルトもそんな端にいないで参加しなさいよ」

ナルト「…ああ」

ヒナタ「どうしたの?」

ナルト「いや、さっき里に誰か入ってきたみたいでさ」

ヒナタ「どこから?」

ナルト「普通に門だけど…」

ナルト「…こっちに向かってるっぽい」

サクラ「もしかして危ない?」 




435:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 01:56:13 ID:IHFaVA0Q
ナルト「…今、分身で確認するってばよ」ムムム

サクラ「とりあえず、ヒナタは守らないと…」

ヒナタ「大丈夫、今はナルトがいるもの」

サクラ「それでも…」

ナルト「…あ、なんだ」スッ

ナルト「サクラちゃん、なんでもなかったってばよ」

サクラ「え?どういうこと?」 




436:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 01:57:49 ID:IHFaVA0Q
ナルト「いや」

ナルト「もうすぐ来るってばよ」

サクラ「来るって、一体誰が…」

ハナビ「ナルトさーん!!!」ガチャン

ナルト「…ほらな」

ハナビ「ねえさまも、お久しぶりです!」

ヒナタ「うん、おかえりなさい、ハナビ」 




437:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 02:00:40 ID:IHFaVA0Q
???「…入ってもいいのか?」

ハナビ「あ、すみません」

ハナビ「どうぞ、風影様」

我愛羅「…久しぶりだな、ナルト」

ナルト「おっす!元気そうだな」

我愛羅「…お前ほどじゃない」

サクラ「ヒナタ、これってどういうこと?」

ヒナタ「私も、何か聞いているわけじゃ…」

ハナビ「ふふん、わたしが説明いたしましょう」 




438:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 02:03:49 ID:IHFaVA0Q
我愛羅「…お前たちの様子を見に来ただけだ」

ハナビ「ああ!風影様!!」

ハナビ「なんで先に言っちゃうんですか」

我愛羅「…別にいいだろう」

ハナビ「わたしの見せ場が…」

我愛羅「…悪かった、な」

ハナビ「いえ、もう立ち直りましたから!」

我愛羅「…そうか」

サクラ「ついて行けない…」 




439:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 02:06:37 ID:IHFaVA0Q
サクラ「て言うか、里の影が、そんなことのためだけに出てきていいの!?」

我愛羅「…無論、それだけではない」

ハナビ「実は、風影様の姉上の婚礼も控えているのです」

ヒナタ「お姉さんって…」

ナルト「テマリが?」

我愛羅「…ああ」

我愛羅「これで、やっと愚痴から解放される…」 




440:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 02:10:02 ID:IHFaVA0Q
ヒナタ「愚痴?」

我愛羅「…よく飲んだくれてはな」

ハナビ「…絡み酒ですよね、テマリ様は」

ヒナタ「な、なんだか砂に馴染んだね、ハナビ」

ハナビ「はい、結構長いですし」

ハナビ「風影様の護衛も任されました!」エヘン

我愛羅「…ハナビは、言動以外は優秀だ」

ハナビ「風影様、言動も優秀ですよ、わたしは!」

我愛羅「…」 




441:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 02:13:17 ID:IHFaVA0Q
我愛羅「…ハナビ、俺はナルトに話がある」

ナルト「え?俺?」

ハナビ「了解しました!」

ハナビ「ねえさま、少しナルトさんをお借りします」

我愛羅「…お前も、そこに残れ」

ハナビ「ええ!?そんなご無体な」

我愛羅「…来い、ナルト」

ナルト「え?あ、ああ」 




443:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 02:16:07 ID:IHFaVA0Q
ナルト「…ハナビってあんな感じだったかなぁ」

我愛羅「…お前に会えて、はしゃいでるんだろう」

我愛羅「…砂でも、お前と、姉の話ばかりしていた」

ナルト「ハナビが?」

我愛羅「…ああ」

我愛羅「…まあ、それは後で本人と話せ」

我愛羅「…ナルト、まずは言っておかなければならない」

ナルト「え?な、なんだってばよ…」 




444:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 02:18:34 ID:IHFaVA0Q
我愛羅「…子供のことだ」

我愛羅「…話は聞いていたが、祝いのひとつも贈っていなかったからな」

我愛羅「…おめでとう」

ナルト「いちいち仰々しいんだってばよ…」

我愛羅「…すまない」 




445:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 02:23:33 ID:IHFaVA0Q
ナルト「いや、別に文句があるわけじゃなくてさ」

ナルト「もっと気楽にしたほうがいいってばよ」

我愛羅「…性分だ」

ナルト「…」

ナルト「んで?ほかにも何かあるのか?」

我愛羅「…ああ」

我愛羅「…ナルト、俺たちは人柱力として、里から疎まれてきた」

我愛羅「…だから、お前が結婚すると聞いたとき、俺は嬉しかった」

我愛羅「…それは、普通の人間となんら変わらない、自然な姿だから」

ナルト「我愛羅…」 




446:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 02:26:55 ID:IHFaVA0Q
我愛羅「…お前が火影になり」

我愛羅「…俺たちは、晴れて互いの目標を達成した」

我愛羅「…だから、つまり、その」

我愛羅「…ナルト、俺が言いたいのはだな」

ハナビ「もう、じれったいですよ、風影様」

我愛羅「…っ!?ハナビ」 




447:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 02:32:05 ID:IHFaVA0Q
ハナビ「ナルトさん」

ハナビ「風影様は、ナルトさんにお礼が言いたいんです」

ナルト「お礼?」

我愛羅「…全く」

我愛羅「…ナルト、お前は俺の希望だ」

我愛羅「…お前を見ていると、俺も普通の人間のように生きられるような気になれる」

我愛羅「…だから、おめでとう、と、ありがとうを言いたかった」

ハナビ「よく言えました!さすが風影様!」パチパチ

我愛羅「…ハナビ、後で覚えておけ」

ハナビ「はい!綺麗さっぱり忘れます!」

ナルト「は、ははは」 




448:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 02:39:33 ID:IHFaVA0Q
ナルト「ごほん、まあいいや」

ナルト「…とりあえず我愛羅、わざわざ来てくれてありがとな」

ナルト「んで、言っとくけど」

我愛羅「…なんだ?」

ナルト「我愛羅、お前も俺の希望、ってか目標なんだってばよ」

ナルト「だからさ、もっと単純に考えていいんだよ」

ナルト「人柱力とか、そういうのは関係ない」

ナルト「俺はヒナタが好きだから、付き合って、結婚して、子供もできた」

ナルト「俺もお前も、結局はただの人間なんだってばよ」

ナルト「普通に生きられるんだってばよ」 




452:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 12:55:03 ID:Q9O50zcw
我愛羅「…そうか」

我愛羅「…普通に」

ナルト「そうそう普通普通」

ナルト「もう戦争は終わったんだ」

ナルト「昔も大事だけど、今を生きるほうが、もっと大事だってばよ」

ナルト「ま、俺だって火影としてまだまだ半人前だから」

ナルト「いつか我愛羅みたいに、里の奴らをまとめられるような、でっかい奴になりたいってばよ」

我愛羅「…ふっ、随分買いかぶってくれるな」

我愛羅「…だが、やはり、お前は凄いな」

我愛羅「…俺も、過去に囚われたままではいられんか」 




453:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 13:01:07 ID:Q9O50zcw
ナルト「だいたい、我愛羅ってば自己評価が低すぎるんだってばよ」

ナルト「なあ?ハナビ」

ハナビ「そうですねー、やっぱりちょっと謙虚すぎます」

我愛羅「…謙虚か?」

ハナビ「はい」

ハナビ「影なんですから、もっと偉そうにしても、罰は当たらないと思います」

ハナビ「お仕事ぶりも見てきましたが、風影様はとっても立派です」

ナルト「ははっ、身近な意見第一号だな」 




454:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 13:05:09 ID:Q9O50zcw
我愛羅「…大戦中は、戦うことだけ考えていれば良かったから」

我愛羅「…俺も自分のことで手一杯だった」

我愛羅「…だが、いざ平和になってみると、俺はどうしていいか分からなくなってしまってな」

我愛羅「…ずっと不安だったんだ」

我愛羅「…俺のしていることは正しいのか、な」

ナルト「だから、難しく考えすぎなんだってばよ」

ナルト「間違ったっていいんだ」

ナルト「周りの言うことにも注意してりゃぁさ」 




456:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 18:36:00 ID:Q9O50zcw
我愛羅「…周り?」

ナルト「ああ」

ナルト「誰だって間違うんだ」

ナルト「でも、俺たちは一人じゃない」

ナルト「一人で全部抱え込むなんて、どうせ無理なんだからさ」

ハナビ「そうですよ」

ハナビ「風影様にも、カンクロウ様や、テマリ様」

ハナビ「わたしだっていますし」

ナルト「な?もっと皆を信じればいいんだってばよ」

我愛羅「…そうか、信じる、か」 




457:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 18:40:12 ID:Q9O50zcw
我愛羅「…励ましにきて、励まされていたら世話は無いな」

我愛羅「…俺は、まだまだ甘い」

ナルト「へへっ、一人でできりゃあかっこいいんだけどな」

我愛羅「…ハナビ、俺はこのまま奈良の家に行ってくる」

我愛羅「…お前は、もう少しここにいるといい」

ナルト「茶くらい飲んで行けばいいのに」

我愛羅「…それは、子供を見にくる時にとっておこう」

我愛羅「嫁にもよろしく伝えてくれ」

ナルト「相変わらず、唐突に来て唐突に帰って行くんだな」

我愛羅「…俺は自分勝手だからな」 




458:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 18:41:45 ID:Q9O50zcw
ハナビ「風影様」

我愛羅「俺なら、大丈夫だ」

我愛羅「ナルト、いつもすまない」

ナルト「別に何もしてないってばよ」

我愛羅「…また来る」

ナルト「ああ、いつでも来いよ」

ハナビ「…」 




459:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 18:44:39 ID:Q9O50zcw
ナルト「…行っちまったな」

ハナビ「風影様は、余りお話をされないので」

ハナビ「あんな風に思っていたなんて」

ナルト「ま、俺より不器用な奴だから」

ナルト「一人で出来ることが多い分、頼るってことが苦手なんだってばよ」

ハナビ「…そうですね」

ナルト「じゃ、中に戻るか」

ハナビ「あっ、ちょっと待って下さい」

ナルト「?」 




460:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 18:47:29 ID:Q9O50zcw
ナルト「どうした?」

ハナビ「あ、その…」

ハナビ「おめでとうございます」

ハナビ「本当は、もっと早くお祝いに来る予定だったんですけど」

ハナビ「お仕事がなかなか終わらなくて」

ナルト「砂の方にいたんだから、しょうがないってばよ」

ハナビ「…はい」

ハナビ「ナルトさん」

ナルト「ん?」

ハナビ「今、幸せですか?」

ナルト「…ああ」

ハナビ「…そうですか」 




461:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 18:50:22 ID:Q9O50zcw
ハナビ「…ねえさまとナルトさん」

ハナビ「とってもお似合いです」

ハナビ「…わたしも、嬉しいはずなのに」

ハナビ「…何だか、その」

ナルト「…いいってばよ、別に何も言わなくてさ」

ハナビ「え?」

ナルト「無理して何か言うことないさ」

ナルト「ハナビは立派になったってばよ」

ナルト「でも、お前も完璧である必要もないだろ?」 




462:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 18:53:26 ID:Q9O50zcw
ナルト「俺、やっぱりお前を選ばなくて良かったよ」

ハナビ「…やはり、わたしでは不足でしたか?」

ナルト「違う」

ナルト「ハナビは、俺といた時よりずっといい女になってるってばよ」

ナルト「だから、もっといろんな世界を見てきてくれて、良かった」

ナルト「そう思うんだ」

ハナビ「…そんなの、勝手すぎます」

ナルト「…ごめん」 




463:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 18:56:31 ID:Q9O50zcw
ハナビ「…謝らないで下さい」

ハナビ「勝手なのは、わたしです」

ハナビ「…本当は、会いに来るの、嫌でした」

ハナビ「二人を見て、嫉妬する自分を見たくなかったから…」

ハナビ「…でも、やっと」

ハナビ「本当にやっと、吹っ切れます」

ハナビ「…わたしだけ、ずっとあの場所から動いていませんでした」

ハナビ「…もう、進めるような気がします」

ナルト「…そっか」 




464:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 18:59:12 ID:Q9O50zcw
ハナビ「ごめんなさい、お祝いに来たのに」

ナルト「気にすんなってばよ」

ナルト「俺も酷いこと言って、ごめんな」

ハナビ「…」ブンブン

ハナビ「わ、わたし、もう少しこの里に居るので」

ハナビ「また、日を改めることにします」

ハナビ「…今度は、心から祝福しに」

ナルト「…分かった」

ハナビ「…っ、すみません」シュッ

ナルト「…」 




465:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 19:02:41 ID:Q9O50zcw
サクラ「…全く、出ていきにくい話してくれちゃって」

ナルト「げぇっ!?サクラちゃん!?」

サクラ「何よ」

サクラ「あんだけ長話してれば、聞かれるに決まってんでしょ」

ナルト「…何怒ってるんだってばよ」

サクラ「べえっつにぃ」

サクラ「いいわね、美人姉妹二人ともにモテモテで」

ナルト「ぶぅっ!?」

サクラ「…はあ、私も彼氏出来ないかなぁ」

ナルト「げほごほ」

サクラ「…ヒナタが待ってるわよ」

サクラ「早く戻ってあげて」 




466:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 19:06:17 ID:Q9O50zcw
ナルト「わ、分かったってばよ」

サクラ「…ま、アンタがカッコ良くなったのは認めるわ」

サクラ「…あの時知ってれば、また変わってたのかもねぇ」

ナルト「あの時?」

サクラ「…何でもない」

サクラ「とにかく、今はヒナタの事だけ考えてなさい」

サクラ「日向の方には、私も伝えておいてあげる」

ナルト「あ、ああ」

サクラ「んじゃ、仕事に戻るわ」

サクラ「あんまり、ヒナタを不安にさせんじゃないわよ?」

ナルト「…分かってるってばよ」

サクラ「ん!それならよろしい」 




467:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/26(月) 19:09:42 ID:Q9O50zcw
~ナルトの家~

ナルト「…はぁ」

ヒナタ「お話は終わった?」

ナルト「ああ、いろいろあったけど」

ヒナタ「そっか」

ナルト「…聞かないのか?内容」

ヒナタ「別にいいよ」

ヒナタ「大事なことなら、ちゃんと言ってくれるもん、ナルトは」

ナルト「…ははっ、本当、ヒナタには敵わないってばよ」

ヒナタ「これでも、ナルトの奥さんだからね」

ナルト「…飯の用意するってばよ」

ナルト「そんで、ちゃんと話するわ」

ヒナタ「うん、分かった」 




470:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/28(水) 20:12:16 ID:nisEieYE
ヒナタ「…そっか、ハナビがそんなことを…」

ナルト「…」

ヒナタ「やっぱり、気にしてる?」

ナルト「…そりゃあ、な」

ナルト「もっと、上手い言い方があったんじゃないかって」

ヒナタ「…」

ヒナタ「ハナビはね、ずっと優等生なの」

ヒナタ「何でも一人で出来ちゃって」

ヒナタ「できなかったら、どんなに大変でも達成しようとする」

ヒナタ「昔から、あんな風になれたらって、思ってた」

ナルト「ヒナタ…」 




471:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/28(水) 20:19:18 ID:nisEieYE
ヒナタ「でも、そんなハナビだから」

ヒナタ「周りに頼ったり、そういうのは本当に苦手なの」

ヒナタ「ナルトと話すようになるまで、ハナビの弱音なんて一度も聞いたことなかったんだよ?」

ヒナタ「ナルトの存在が、それだけハナビの中で大きくなったってことなんだと思う」

ヒナタ「姉としては嬉しくて、妻としてはちょっと悔しいけど」

ヒナタ「それだけ、ナルトのこと、本気で好きなんだって」 




472:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/29(木) 10:34:02 ID:UhAR1DUM
ヒナタ「…でも、私に出来るのは結局」

ヒナタ「待っていることだけなんだよね」

ナルト「…そうだな」

ナルト「俺たちが言ってやれることは、もう何も無い」

ヒナタ「…うん」

ヒナタ「何を言っても、辛いのはハナビだもんね」

ナルト「…」 




473:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/29(木) 10:42:30 ID:UhAR1DUM
ナルト「ヒナタ、一つだけ言っていいか?」

ヒナタ「何?」

ナルト「…確かにさ、ハナビは綺麗になったよ」

ナルト「明るくて、何より優しい子だ」

ナルト「けど、さ」

ナルト「それでも俺は、ヒナタを選んだんだ」

ナルト「これからもその気持ちを変えるつもりは無いってばよ」

ナルト「俺は、ヒナタが好きだ」

ナルト「だから、その…」

ヒナタ「…もう」トサッ

ナルト「ど、どうした?」

ヒナタ「ごめん、ちょっと胸借りるね…」

ヒナタ「…本当、最近涙もろくって」ポロッ

ヒナタ「ごめんなさい…」 




474:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/29(木) 10:49:51 ID:UhAR1DUM
ナルト「…謝るなってばよ」ナデ

ナルト「俺こそ、不安にさせてばっかでさ」

ナルト「本当、一人じゃ何も出来なくて…」

ナルト「周りに注意されてばっかりだってばよ」

ヒナタ「…これからは、私も頼ってね?」

ヒナタ「昔から、変なとこで意地張るんだから」

ヒナタ「少しくらい、カッコ悪いところも見せていいんだよ?」

ナルト「ははっ、そりゃあヒナタの前でくらいカッコつけてたいからなぁ」ナデナデ

ヒナタ「…ふふっ」 




475:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/29(木) 10:55:01 ID:UhAR1DUM
ナルト「もうかなり目立つな」

ヒナタ「お腹?」

ヒナタ「まあ、もうすぐ生まれるんだもん、当然だよ」

ナルト「なんか、不思議な感じだってばよ」

ナルト「この中に、いるんだよな」

ヒナタ「何?今更」フフッ

ヒナタ「最初の頃は、たくさん話しかけてたじゃない」

ナルト「あー、あれは、ちょっと浮かれてて…」

ヒナタ「最近は話しかけてないね」

ナルト「どうせなら、出てきてっから言ってやろうと思ってさ」

ヒナタ「…そっか」 




476:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/29(木) 11:05:57 ID:UhAR1DUM
ヒナタ「やっぱり、ナルトの腕の中は安心するなぁ…」スリスリ

ナルト「そうか?」

ヒナタ「うん」

ヒナタ「あったかいもん」

ナルト「…俺もあったけぇよ」

ナルト「んじゃ、もう少しこうしてるか」ナデ

ヒナタ「…うん」 




477:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/29(木) 11:11:43 ID:UhAR1DUM
ナルト「髪、柔らかいな」スッ

ヒナタ「ナルトはツンツンしてるよね」

ナルト「何か特別なことしてんのか?」

ヒナタ「うーん、特に何もしてない」

ヒナタ「髪を綺麗にしたって、任務一回でかなり傷むし」

ヒナタ「バサバサしない程度にケアするくらいかな」

ナルト「俺の母ちゃんも真っ直ぐな髪だったんだけど」

ナルト「これは完全に父ちゃんの遺伝だよなぁ」ピンッ

ヒナタ「お母さんに似てる方が良かった?」

ナルト「いや、父ちゃんに似てるのも嬉しいけどさ」

ナルト「ストレートって、ちょっと憧れるってばよ」 




478:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/29(木) 11:18:34 ID:UhAR1DUM
ヒナタ「アカリはどっちに似るのかな?」

ナルト「女の子だからなぁ、ストレートの方が可愛いと思うんだけど…」

ヒナタ「癖っ毛も可愛い髪型あるよ?」

ヒナタ「髪の色も私よりナルトに似ないかなぁ」

ナルト「え?何で?」

ヒナタ「だって、色綺麗だもん」

ナルト「そ、そうか?」

ヒナタ「楽しみだなぁ」

ナルト「顔はヒナタに似てくれよ…」ググッ

ヒナタ「今更祈ってもだめじゃない?」

ナルト「まだ間に合うかも知れねーし…」 




479:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/29(木) 11:30:15 ID:UhAR1DUM
ナルト「モリトは、結構香燐さんに似てるよな」

ヒナタ「目元の印象とかね」

ヒナタ「ちょこちょこ動いて、すごく可愛いの」

ヒナタ「男の子だから、これから可愛いとは言えなくなっちゃうかも知れないけど」

ナルト「あー、そういうの嫌がるようになるなぁ」

ヒナタ「うちの子とも、仲良くしてくれるといいんだけど」

ナルト「子供の頃って、女の子と遊んでるだけでからかわれたりするよな」

ヒナタ「そうなの?」

ナルト「本当は仲良くしたくても、恥ずかしさから意地悪したりな」

ヒナタ「…不安になってきちゃった」

ナルト「あ、いや、人によるからさ」

ナルト「俺はあんまり気にしてなかったし」 




480:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/29(木) 11:34:39 ID:UhAR1DUM
ヒナタ「お父さんとしては、やっぱり娘のボーイフレンドは気になる?」

ナルト「そうだなぁ」

ナルト「その時が来たら、気にするんだろうなぁ…」

ヒナタ「後は思春期?」

ヒナタ「お父さんの下着と一緒に洗濯しないでっ、とか」

ナルト「…ヒナタはそういうのあった?」

ヒナタ「私は無かったけど」

ナルト「…それに賭けるってばよ」 




481:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/29(木) 11:43:39 ID:UhAR1DUM
ヒナタ「…結構時間経ってるけど、お仕事はいいの?」

ナルト「明日まとめてやるってばよ」

ヒナタ「もう、そんなこと言って」

ヒナタ「…本当ならダメだけど」

ヒナタ「今はいいや、甘えちゃおう」スリスリ

ナルト「ははは、お許しが出たってばよ」

ナルト「よーしよしよし」ナデナデ

ヒナタ「あはっ、くすぐったいよぉ」フフッ

ナルト「おりゃおりゃ」

ピンポーン

ヒナタ「あれ?またお客さん?」

ナルト「俺とヒナタの時間を邪魔するなんて、許せないってばよ」

ヒナタ「ふふふ、また後でだね」

ナルト「全く、誰なんだ?」 




482:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/29(木) 11:49:20 ID:UhAR1DUM
ナルト「はーい、誰だってばよ?」ガチャ

イルカ「よっ、ナルト!」

ナルト「い、イルカ先生!?」

イルカ「そんなに驚くことか?」

ナルト「いや、突然来るから…」

イルカ「時間が出来たんで、様子を見にな」

ナルト「あれ?後ろに誰かいる?」

???「…俺なんて、俺なんて…」

ナルト「…」

ナルト「何してるんだってばよ、カカシ先生」

イルカ「…あー、なんだ、その」

イルカ「すまん、着いてくるって言い張るものだから」

ナルト「何があったんだってばよ?」 




484:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/29(木) 11:52:26 ID:UhAR1DUM
イルカ「ここにくる途中で、偶然会ってな」

イルカ「…どうやら、昼間から呑んでたみたいで」

カカシ「うぅ、おえっ」

ナルト「ああ、こんなところで吐くなってばよ」

イルカ「マスクを外したがらないんだよ」

イルカ「どうやら、ガイ先生においていかれたらしい」

ナルト「ゲキマユ先生?」 




485:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/29(木) 11:55:29 ID:UhAR1DUM
カカシ「あいつ、俺に声も掛けないで…」

イルカ「どうやら、リーと一緒に願掛け百段階段うさぎ跳びをしているらしい」

イルカ「安産祈願だそうだ」

ナルト「さすがゲキマユ先生、やることがめちゃくちゃだ…」

ナルト「それで、カカシ先生は拗ねてるの?」

イルカ「そうなるな」 




486:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/29(木) 12:02:07 ID:UhAR1DUM
カカシ「ううっ…」グー

ナルト「あれ?カカシ先生?」

イルカ「…また唐突に寝てしまったなぁ」

ナルト「…いつもはカッコいいのに」

イルカ「ま、カカシさんもいろいろあるんだろう」

ナルト「ストレス溜まってんのかなぁ」

イルカ「最近は任務も少ないから…」

ナルト「…とりあえず、ここに寝かしておこう」

イルカ「中、入ってもいいか?」

ナルト「あ、どうぞどうぞ」 




487:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/29(木) 12:08:50 ID:UhAR1DUM
ヒナタ「あ、イルカ先生!」

イルカ「ヒナタ、元気そうだな」

ヒナタ「はい、おかげさまで」

ナルト「今、お茶淹れるってばよ」

イルカ「いや、いいよ」

イルカ「どの道、カカシさんを送っていかなきゃいけないから、長居できないし」

ヒナタ「カカシ先生?」

ナルト「あー、今は外で寝てるんだ」

ヒナタ「え?どうして?」

イルカ「まあ、いろいろあってな」

ヒナタ「?」 




488:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/29(木) 12:14:34 ID:UhAR1DUM
イルカ「しかし、教え子の子供とは、感慨深いな」

イルカ「アカデミーに入る時は、たっぷり可愛がってやらないと」

ナルト「お手柔らかに頼むってばよ」

イルカ「はははっ、ナルトみたいな悪戯っ子なら、保証は出来ないな」

ナルト「そんなぁ」

ヒナタ「校長先生に怒られるとなると、相当なことだけど…」

ナルト「そうならないことを願うしかないなぁ」

イルカ「しっかりしてくれよ、お父さん」

ナルト「うげぇ、イルカ先生に言われると余計にむず痒いってばよ」

ヒナタ「ふふふ、そうだね」 




489:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/29(木) 12:20:44 ID:UhAR1DUM
イルカ「校長も結構大変なんだぞ?」

イルカ「最近も、里同士の会合があってな」

イルカ「他の里も気にしていたよ」

イルカ「あー、あれだ」

ナルト「人柱力?」

イルカ「あ、ああ」

ナルト「別にそんなに気にしなくてもいいってばよ」

イルカ「そうか?」

ナルト「他に言いようがないんだからさ」

イルカ「…その人柱力の子供だからな」

イルカ「今のところ、そんな例はナルトだけだった訳だし」

イルカ「九尾の力はどうなるのか、って」 




490:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/29(木) 12:31:28 ID:UhAR1DUM
ナルト「とりあえず、クラマは大丈夫だって言ってたけど」

イルカ「前例のないことだから、仕方ないとは思うんだが」

イルカ「それで少し心配になってな」

イルカ「でも、何事もないようで安心したよ」

ヒナタ「ありがとうございます、わざわざ来ていただいて」

イルカ「このくらいしかできないからな」

イルカ「仕事もまだまだ慣れないことばかりで、役に立てないし」

ナルト「俺は向いてると思うけど」

イルカ「任されたからには、全力を尽くすつもりだからな」

ナルト「正直、上忍に任せられそうな人もいないんだよなぁ」

ナルト「皆、濃すぎるってばよ」

イルカ「それぞれ自分の仕事が好きでやってる人も多いから」 




491:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/29(木) 12:38:47 ID:UhAR1DUM
イルカ「ま、それだけなんだ」

イルカ「そろそろ行くよ、二人の邪魔をするのも悪いから」

ナルト「べ、別にそこまで気を遣わなくても…」

イルカ「ははは、有名だぞ?二人の仲の良さは」

イルカ「俺にも相手がいればなぁ」

ヒナタ「イルカ先生なら、すぐに見つかりそうですけど」

イルカ「ははっ、ありがとうヒナタ」

イルカ「また来るよ、土産でも用意してさ」

イルカ「それじゃあ、身体に気をつけて」

ナルト「あ、外まで送るってばよ」

イルカ「そうか?」

ヒナタ「ふふっ、また来て下さいね」 




492:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/29(木) 12:44:21 ID:UhAR1DUM
~家の外~

ナルト「…凄い寝てる」

カカシ「ぐおぉぉ」モゾモゾ

イルカ「悪夢でも見ているんだろうか…」

イルカ「そうだ、ナルト」

ナルト「ん?何だってばよ?」

イルカ「…これから、もっと大変になると思う」

イルカ「自分のことだけじゃなく、ヒナタも、子供のことも考えていかなきゃならない」

イルカ「でも、抱え込むんじゃないぞ?」

イルカ「俺には家族がいない、けど」

イルカ「親の大切さは、お前と同じくらい分かるつもりだ」 




493:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/11/29(木) 12:50:02 ID:UhAR1DUM
イルカ「だから、キツい時は何でも相談してくれ」

イルカ「これでも一応、お前の先生だから」ポリポリ

ナルト「…イルカ先生」

イルカ「ははっ、なんてな」

イルカ「似合わないことを言ってしまった」

ナルト「…ありがとうってばよ」

ナルト「これからもよろしくな、イルカ先生!」

イルカ「…ナルト」

イルカ「ああ、こちらこそよろしく!」

イルカ「…さて、カカシさん、行きますよ」

カカシ「…もう呑めない」

ナルト「本当に大丈夫か?カカシ先生…」 




497:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 12:14:30 ID:WTgebims
~一週間後 処置室前~

ナルト「…」ウロウロ

ネジ「少しは落ち着いたらどうだ?」

ナルト「あ、悪い」

ネジ「気持ちは分からないでもないが」

ネジ「ここで火影様が焦ったところで、ヒナタ様の痛みは和らがないし、早く産まれるわけでもない」

ネジ「おとなしく待っていた方が利口というものだ」

ナルト「ネジはいつも冷静だよなぁ」

ネジ「そういうわけではないが…まあ心配はいらない」

ネジ「経過も順調だったし、ヒナタ様はお強い」

ネジ「そして、うちの里随一の医者が二人も付いているんだ」

ネジ「何なら、これから終わるまで酒盛りをしたっていい」

ナルト「…ネジが冗談を言うようになるなんてな」

ネジ「俺も少しは柔軟になれた、ということかな」

ナルト「ま、お硬いのは相変わらずだけどな」 




498:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 12:22:33 ID:WTgebims
ナルト「でも、やっぱ落ち着かねーってばよ」ドサッ

ネジ「何か気を紛らわすことがあればな」

ナルト「そうそう無いだろ?」

ネジ「男はこういう時、オロオロ待つしか出来ないからな」

ネジ「出産は、女の戦いだ」

ナルト「ヒナタの声がすげー痛そうでさぁ」 

ナルト「代わってやりてぇってばよ…」

ネジ「確か、ヒナタ様が悪阻で苦しんでいた時も、同じことを言っていたな」

ナルト「本当、何もしてやれないのが…」

ネジ「…ヒナタ様は、火影様が居るだけで心強いと仰っていたが」

ナルト「うー、でもさ…」 




499:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 12:31:55 ID:WTgebims
ネジ「…」

ナルト「…」

ああぁぁあっ!うぅぅうぅ!

ナルト「…ヒナタ!」ガタッ

ネジ「だから落ち着け」

ネジ「そんなに気になるなら、処置室の前ではなく、中庭にでもいればいい」

ナルト「いや、あ、うん、悪い」ドサッ

ネジ「まったく…」

ネジ「…これは友人として言っておく」

ネジ「ナルト、今、ヒナタ様は相当に頑張っておられる」

ネジ「だが、その頑張りを真に労えるのは、お前だけなんだ」

ネジ「だから、今はヒナタ様を信じて待て」

ナルト「ネジ…」 




501:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 12:36:57 ID:aNvdE7vg
ネジ「ナルトの知っているヒナタ様は、すぐにへこたれるようなお方なのか?」

ナルト「…いや、むしろすげー強いってばよ」

ネジ「もう少しの辛抱だ」

ネジ「終わったら、お前にしか出来ないことがたくさんある」

ナルト「…そっか」

ネジ「ああ」

おぎゃあぁあ!おぎゃあ!おぎゃあ!

ナルト「!?今の」

ネジ「…ほら、早速その時が来たようだぞ?」

パタン

香燐「…ふぅ、ナルト、来なさいな」

ネジ「…行って来い」

ナルト「…ああ!」 




502:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 12:40:25 ID:aNvdE7vg
ナルト「ヒナタ!」

ヒナタ「…あ、ナルト…」

ヒナタ「…ふふっ、私、頑張っちゃった」

ヒナタ「ほら、この子があなたの娘よ…?」

サクラ「母子ともに健康よ、良くやったわね、ヒナタ」

サクラ「ほら、ナルトも抱いてあげれば?」

ナルト「え?いいの?」

サクラ「そっとね、気を付けなさいよ」 




503:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 12:47:38 ID:aNvdE7vg
ヒナタ「…ナルト、はい」

ナルト「お、おう…」ソッ

アカリ「…」スゥスゥ

サクラ「随分大人しい子よね」

サクラ「ずっと泣き続ける子もいるのに」

香燐「…ま、安心してるんじゃない?」

香燐「自分を守ってくれる両親がそばに居るから」

ナルト「…俺の娘…」

ナルト「…何か、泣きそうだってばよ…」

ヒナタ「…ふふっ、何で?」

ヒナタ「…嬉しい時は、笑ってくれた方がいいなぁ」

サクラ「だってよ?ナルト」

香燐「あらあら、早速課題が出来たわね」 




504:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 12:58:02 ID:aNvdE7vg
サクラ「しばらくは病室に泊まっていきなさい」

サクラ「赤ちゃんは、少しの間様子を見なきゃならいないから」

香燐「さ、大切な赤ちゃん、お預かりしますよん」

ナルト「お、お願いするってばよ」

香燐「任せなさい」

香燐「あんたとヒナタの娘なら、あたしの姪みたいなもんよ」

香燐「責任持って預かるわ」

サクラ「準備が出来たらまた呼ぶから、そしたらネジさんと一緒にヒナタを病室まで連れて行ってあげて?」

ナルト「お、おう」

サクラ「…しっかりしなさい、お父さん」

サクラ「娘が見てるわよ?」 




505:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 13:03:04 ID:aNvdE7vg
ネジ「…そっちはどうだった?」

サスケ「大丈夫だ、何も無かったぜ」

シカマル「確認したけど、心配いらなかったみてーだな」

サスケ「悪いな、またお前も出張らせて」

シカマル「テマリが行って来いってさ」

シカマル「メンドクセー、とは言えねえよ」

ネジ「とにかく、もう少しの間様子を見よう」

サスケ「分かってる、んじゃあな」シュッ

シカマル「俺の時はナルトに頼んどいてくれよ?」ハハハッ

ネジ「…良かった」 




506:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 13:19:37 ID:aNvdE7vg
~病室~

ヒナタ「…」スゥスゥ

ナルト「疲れて寝ちゃったか」

ナルト「…お疲れ、ヒナタ」ナデ

ナルト「俺、夫としても父親としまだまだだけどさ」

ナルト「もっともっと頑張るからな」

ナルト「これからもよろしく頼むってばよ」

ヒナタ「…ナルトくん…」

ナルト「ヒナタ?」

ヒナタ「…」スゥスゥ

ナルト「…寝言か」

ナルト「久しぶりに聞いたってばよ、その呼び方」

ナルト「…ははっ、どんな夢見てんのかな」

ナルト「…俺はここにいるってばよ~」ナデナデ

ヒナタ「…ふふっ」スゥスゥ 




507:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 13:21:25 ID:aNvdE7vg
ナルト「…家族か」

ナルト「…いいもんだな、父ちゃん、母ちゃん」

ナルト「…俺、ちゃんとヒナタとアカリを守るってばよ」 




508:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 13:26:23 ID:aNvdE7vg
香燐「…」

香燐「あんたたち、会って行かなくていいわけ?」

我愛羅「…今は俺たちの入る時じゃないようだからな」

ハナビ「そのようですね」

香燐「ま、そういうことなら止めないけどさ」

我愛羅「…今度は、皆も呼んでくるさ」

ハナビ「ええ」

ハナビ「ナルトさん、ねえさま、お幸せに」

我愛羅「…行くぞ、ハナビ」

ハナビ「はい、 風影様」

香燐「…」

香燐「良かったわね、ナルト、ヒナタ」

香燐「あんたたち、相当な幸せ者よ…」 




509:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 13:29:50 ID:aNvdE7vg
この道、季節ごとに全然見え方が違うよね

木が多いからだろ?

…味気ない言い方しないでよ

あ、悪い悪い

…今度は、三人でここを歩くのかな

…そうだな

三人仲良く、また来ればいいってばよ

…うん

私たち、家族だもんね

…おう!

おしまい 




510:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 13:32:36 ID:aNvdE7vg
~番外編その1~

テンテン「ねえねえ、ヒナタ」

ヒナタ「ん?何?」

テンテン「ナルトと喧嘩したりって、殆ど無いんでしょ?」

ヒナタ「そんなこと無いけど…」

テンテン「えー?でも、ナルトとかはしたこと無いって言ってるよ?」

ヒナタ「そうなのかなぁ」 




511:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 13:35:30 ID:aNvdE7vg
サクラ「あれ、また甘味処でおしゃべり?」

テンテン「あ、サクラ、ちーっす!」

サクラ「何よその挨拶…」

テンテン「キバが良く言うんだよねー」

サクラ「影響受けるなら、別のところにしなさいよ」

サクラ「私も休憩して行こうっと」

ヒナタ「あ、隣どうぞ」

サクラ「ありがとう、私はあんみつでいいかなぁ」 




512:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 17:03:25 ID:aNvdE7vg
テンテン「そだそだ、ねぇサクラ」

サクラ「何?」

テンテン「さっきまで話してたんだけどね」

テンテン「ナルトとヒナタの喧嘩とか、すれちがったみたいな話知らない?」

ヒナタ「もう、テンテン!」

テンテン「あはは~やっぱ気になるっていうかぁ」

サクラ「ん~二人とも仲良いからねぇ」

サクラ「私も言い合ってる姿は見たことないかなぁ」

テンテン「そっかぁ」 




514:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 17:11:06 ID:aNvdE7vg
サクラ「あ、でも勘違いでヒナタが可愛かった話なら聞いたことあるわよ」

テンテン「え?どういうこと?」

サクラ「ナルトの彼女事件とでも言えばいいのかしら」

ヒナタ「?………っ!?」

ヒナタ「だ、ダメ、その話はダメだよ!」

サクラ「うーん、どうしよっかなぁ」

テンテン「ええ~聞きたい~」

サクラ「だってさ、ヒナタ」

ヒナタ「ダメったらダメ!」 




515:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 17:15:31 ID:aNvdE7vg
テンテン「じゃあ、パフェ奢るから!」

サクラ「よし乗った!」

ヒナタ「ええっ!?」

サクラ「いいじゃないの、別に嫌な話でもないし」

ヒナタ「でも…… 恥ずかしいし」

テンテン「ふふふ、気になる気になるぅ」

ヒナタ「…テンテンは何か心配だし」

サクラ「大丈夫よ、たぶん」

ヒナタ「た、たぶんって…」

サクラ「あれはね…」

ヒナタ「か、勝手に話出さないでよぉ」 




516:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 17:20:34 ID:aNvdE7vg
~回想 病院~

ナルト「うえー、やっぱ俺ってば病院って嫌いだってばよ」

ヒナタ「お仕事ならしょうがないよ」

サクラ「あら、ナルト」

ナルト「サクラちゃん、頼んどいたやつ受け取りにきたってばよ」

サクラ「ああ、なるほど」

サクラ「火影候補にもなって、やってることは使いっ走りと変わらないわね」

ナルト「うるへーやい」

ヒナタ「ふふっ」 




517:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 17:24:35 ID:aNvdE7vg
サクラ「ちょっと待ってて、持ってくるから」

ナルト「おう、頼むってばよ」

ヒナタ「行ってらっしゃい」

サクラ「そこに居なさいよ?」テクテク

ナルト「…サクラちゃん、白衣似合うよなぁ」

ヒナタ「ナルトくん?」ジッ

ナルト「あ、嫌、変な意味じゃなくな?」

ヒナタ「へぇ」

ヒナタ「メガネと白衣が好きなんだぁ」

ナルト「い、いや、だから…」

???「あれ?そこにいるのはナルトくん?」

ナルト「え?」 




518:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 17:28:34 ID:aNvdE7vg
???「久しぶりですね、ナルトくん」

ナルト「え?あれ?誰だってばよ?」

???「もう、忘れちゃったんですか?」

ナルト(忘れるも何も、こんな美人な姉ちゃん知らないってばよ)

ヒナタ(誰?この人…?ナルトくんの何?)

???「お姉さんは悲しいですよ」

???「最初の頃はお仕事も手伝ってあげたのに」

ナルト(ん?仕事?)

ナルト「え?もしかして…」

???「やっと気付きましたか?」 




519:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 17:33:51 ID:aNvdE7vg
ナルト「ああ、たぶんシ…」

シ??「もう、最初から分かって下さいよ!」

シ??「いやぁ、少し見ないうちに随分大人びちゃいましたね」

シ??「見違えましたよ」

ナルト「いや、それは俺の台詞だってばよ…」

ヒナタ(え?何?この打ち解けた空気は…)

ヒナタ(凄く仲良さそうだし…)

シ??「今日はどんな用事なんです?」

ナルト「あ、サクラちゃんから荷物を受け取りに…」

ヒナタ(も、もしかして…ナルトくんが旅をして居た頃の彼女さん!?) 




520:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 17:38:31 ID:aNvdE7vg
ヒナタ(そうだよね、あの自来也さまと一緒にいたんだから)

ヒナタ(きっと、大人な人とも交流があって…)

ヒナタ(それで、イロンナことを手取り足取り…)////

ヒナタ(それじゃあ、今再会したことで…)

ヒナタ(焼け木杭に火が……っ!?)

ナルト「あれ?おーいヒナタ?」

シ??「あら、あなたは…」 




521:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 17:42:14 ID:aNvdE7vg
ヒナタ「はっ!?」

ナルト「大丈夫か?」

シ??「もしかして、ナルトくんの彼女ですか?」

ナルト「え?あ、あの…」

ヒナタ「そうです!!」ギュッ

ナルト「うおっ!?」

ヒナタ「私、ナルトくんの彼女ですから!これからデートしてきますから!」

ヒナタ「…あなたが誰でも、ナルトくんは渡せません!」

ナルト「いや、あの、ヒナタ?」

シ??「何だか勘違いしてません?」

ヒナタ「へ?勘違い?」

ナルト「いや、まあ俺も最初は分からなかったけどさ」 




522:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 17:46:44 ID:aNvdE7vg
ナルト「この人、シズネさんだってばよ」

シズネ「ははは、ご無沙汰してます」

ヒナタ「シズネ、さん?」

ヒナタ「あれ?でもこんなに髪も長くなかったし、服も派手じゃ…」

シズネ「ああ、髪は最近切っていないんですよ、時間無くって」

シズネ「服は綱手さまに贈っていただいた物なので、私がいつも着ているようなものとは違いますね…」

ナルト「いやぁ、随分雰囲気違うってばよ」

シズネ「そうですか?イケてます?」

ナルト「その台詞はイケてないけど…」

シズネ「あら、そうですか?」 




523:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 17:52:39 ID:aNvdE7vg
ヒナタ「…よ、良かったぁ」

ナルト「ど、どうしたんだってばよ、さっきから」

シズネ「…ああ、なるほど」

ナルト「え?何が?」

シズネ「簡単ですよ、私がナルト君を狙ってると思ったんじゃないですか?」

シズネ「かなり馴れ馴れしく見えたでしょうし」

ナルト「そうなのか?」

ヒナタ「き、聞かないで……」////

シズネ「いやぁ、私もまだまだ捨てたもんじゃないですねぇ」

ヒナタ「ううっ…」 




524:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 18:15:51 ID:aNvdE7vg
~回想終了~

テンテン「へぇ~?」ニマニマ

ヒナタ「な、何?その顔は!」

テンテン「べえっつにぃ~」

テンテン「あのヒナタがナルトは渡せない、ねぇ」ニマニマ

ヒナタ「だから、その顔やめてよ!」

テンテン「うふふふ、これは美味しいネタを手に入れちゃった」

ヒナタ「サクラ!」

サクラ「パフェ美味し~い」パクパク

ヒナタ「もう!いいでしょ?間違いくらいあるもん!」 




525:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 18:33:06 ID:aNvdE7vg
ヒナタ「…」ツーン

テンテン「ヒナタぁ、いい加減機嫌直してよ」

ヒナタ「…どうせ、あの時の私は浮かれてましたよー」フン

テンテン「いやいや、そりゃあ勘違いくらいあるよ」

テンテン「付き合いたてだもんね」

サクラ「そうそう、よくあるよくある」パクパク

ヒナタ「…二人ともお付き合いしたことない癖に…」

サクラ「ぶっ!!?」

テンテン「ぐはっ!!?」

サクラ「…ヒナタ、どぎつい事言うわね…」

ヒナタ「知らなぁい」ツーン 




526:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 18:33:35 ID:aNvdE7vg
テンテン(そっか、ナルトとヒナタの認識が違うのって)

テンテン(ヒナタは言い合いなんてしないんだ)

テンテン(こうやって拗ねちゃうタイプなんだね…)

サクラ(ナルトがいる時はこんなにならなかったのに…)

サクラ(嬉しはずかしの嬉しがないからね…)

ヒナタ「…ふーん、だ…」

テンテン「ああもう、悪かったってばぁ」

番外編その1おわり 




527:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 18:36:37 ID:aNvdE7vg
~番外編その2~

ハナビ「風影様、いい天気ですねー」

我愛羅「…そうだな」

ハナビ「時間もいいですし、何か食べに行きましょう」

我愛羅「…ああ」

ハナビ「木の葉に来るの久しぶりですし、ちゃんとお店ありますかね」

我愛羅「…そうすぐには潰れないだろう」 




529:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 18:39:42 ID:aNvdE7vg
ハナビ「何か食べたいものありますか?」

我愛羅「…いや」

ハナビ「それじゃあ、私が決めちゃいますね」

ハナビ「何にしようかなぁ」キョロキョロ

ハナビ「あ……」

我愛羅「…ラーメン屋か」

ハナビ「べ、別の所に…」

我愛羅「…」

我愛羅「…いや、決めた、あそこにしよう」

ハナビ「風影様!?」 




530:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 18:43:37 ID:aNvdE7vg
我愛羅「…お前とナルトの事はよく知っている」

我愛羅「…あのラーメン屋も、連れてきてもらったことがあるんだろう?」

ハナビ「…はい」

我愛羅「…苦手意識を持つのはよくない」

我愛羅「…お前にある思い出は大切にすべきだ」

我愛羅「…すまない、知ったようなことを言った」

ハナビ「…いえ、そうですよね」

ハナビ「あそこ、ナルトさんオススメのラーメン屋さんなんです」

ハナビ「食べに、行きましょうか」

我愛羅「…ああ」 




531:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 18:46:58 ID:aNvdE7vg
~一楽~

親父「いらっしゃい!って」

ハナビ「お久しぶりです」

親父「おめぇはナルトがよく連れてきた…」

ハナビ「日向ハナビといいます」

親父「なるほどなぁ、姉ちゃんによく似てやがる」

親父「で?そっちの坊主は?」

我愛羅「…我愛羅だ」

ハナビ「風影様です」

親父「は?風影?砂の?」

ハナビ「はい」

親父「…こりゃあたまげたなぁ」 




532:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 18:51:20 ID:aNvdE7vg
親父「この店も、火影と風影が来たって宣伝になるなぁ」

親父「ま、誰でも客にゃあ変わらねぇや、座んな」

ハナビ「はい」

我愛羅「…」

親父「で?注文は?」

ハナビ「えーっと、ナルトさんの食べていたものを…」

親父「あー、火影スペシャルな」

ハナビ「そんな名前なんですか?」

親父「約束でな、火影になったら変えてやるってよ」

親父「で?風影さんは?」

我愛羅「…辛くないものを」

親父「えらくアバウトだなぁ」 




533:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 18:55:19 ID:aNvdE7vg
ハナビ「風影様にも同じものをお願いします」

我愛羅「…それは」

ハナビ「大丈夫です、辛くありません」

親父「…面白いコンビだな、あんたたち」

親父「ま、いいや、火影スペシャル二丁!」

我愛羅「…ラーメンか」

ハナビ「食べたことないんですか?」

我愛羅「…昔、ナルトに誘われた」

我愛羅「…時間が無かったから、食べてはいないが」

ハナビ「じゃあ、私が初めてですね」

我愛羅「…その言い方は、危険だ」

ハナビ「…?そうですか?」 




534:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 19:00:33 ID:aNvdE7vg
~食後~

ハナビ「美味しかったですねー」

我愛羅「…悪くない」

ハナビ「またまたぁ、結構ガツガツ食べていたじゃないですか」

我愛羅「…」

ハナビ「そういえば、どうして辛いものが嫌いなんですか?」

ハナビ「砂の料理って、結構味付けが濃いものや、辛いもの多いと思いますけど」

我愛羅「…理由はない」

我愛羅「…あのピリピリするのが嫌いなんだ」

ハナビ「へぇ、そうなんですか」

我愛羅「…前に作ってもらったお前の料理は、結構好きだ」

ハナビ「あー、ねえさまに教わって作ったやつですね」

我愛羅「…今度、また作ってくれ」 




535:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 19:03:22 ID:aNvdE7vg
ハナビ「そんなに気に入ってくれたんですか?」

ハナビ「それなら、頑張っちゃいますよ!」

我愛羅「…ああ、頼む」

ハナビ「また、教えてもらいに行って来ましょう」

我愛羅「…」

我愛羅「…月が、綺麗だな」

ハナビ「?ええ、まあ上ったばかりですが」

我愛羅「…」

ハナビ「…」

我愛羅「…宿に戻る」

ハナビ「え?え?どうして不機嫌になるんですか!?」

番外編その2おわり 




536:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 19:06:23 ID:aNvdE7vg
~番外編その3~

カンクロウ「…」ゴクッ

カンクロウ「ふぅ、親父、もう一本くれ」

親父「…飲み過ぎじゃねぇか?」

カンクロウ「別にいいジャン」

カンクロウ「呑まなきゃやってられねぇ」

親父「…ま、いいけどよ」

???「…どうやら、荒れているようですね」

カンクロウ「ああん?誰ジャン?」 




538:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/03(月) 19:11:45 ID:aNvdE7vg
???「はじめまして」

???「私は、エビスと申します」

カンクロウ「エビス?」

エビス「同席しても?」

カンクロウ「ああ、別にいいジャン」

エビス「失礼、とりあえずビールを」

親父「あいよ」

カンクロウ「で?そのエビスさんが何の用ジャン?」

エビス「…おそらく、あなたが荒れているのと同じ理由ですよ」

カンクロウ「あん?」

エビス「…ズバリ、出番でしょう?」

カンクロウ「…あんたもなのか?」 




539:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/03(月) 20:15:20 ID:I6mOrmQI
wwwwwwww 




543:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/04(火) 13:14:45 ID:aoVimfS2
エビス「ええ」

エビス「私、こう見えてもエリート忍者で通っていまして」

エビス「猿飛家御用達の、いわゆる家庭教師なのですが」

エビス「本編では中盤以降完全に空気化」

エビス「ペイン編で活躍するも、現在に至るまで全く出番がないのです」

カンクロウ「…それは、オレも同情するレベルジャン」

エビス「ありがとう」

エビス「木の葉でこの悩みを打ち明けられるのはイルカ校長くらいでして」

エビス「こういった機会に恵まれたことに感謝です」

カンクロウ「あんたも随分苦労したジャン」

カンクロウ「ま、ひとつぐいっとやってくれや」

エビス「今日ばかりはお言葉に甘えましょう」 




544:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/04(火) 13:20:06 ID:aoVimfS2
~一時間後~

エビス「それでですねぇ、聞いて下さいよ、カンクロウさん」

カンクロウ「おうおう、何でも言うジャン」

エビス「私、本編ではないがしろにされていますがぁ」

エビス「ひっく、二次創作では活躍出来ると思うんですよぉ」

エビス「ナルトくんと関わりありますし、因縁があるとまで言われているんですからぁ」

カンクロウ「だよなぁ」

エビス「ええ、ええ、分かりますよ」

エビス「正直私よりも、亡くなった月光ハヤテの方がカッコいいですとも」

エビス「私を出すよりも、自来也様を出した方が人気もでますとも!」

エビス「でもねぇ、せめてSSくらい、SSくらいはですねぇ!」

カンクロウ「気持ちは分かるジャン」 




545:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/04(火) 13:24:06 ID:aoVimfS2
エビス「うっ、か、カンクロウさんはどうして出番が無いのですか?」

カンクロウ「んー、まぁオレ、本編では結構活躍したジャン」

カンクロウ「でも、拠点は砂だし」

エビス「こちらにお知り合いは?」

カンクロウ「キバとか、まあいるジャン」

カンクロウ「でも最近、あいつ女で浮かれてるジャン」

エビス「ああ、ありますよねぇ」

エビス「好きな子が出来ると、途端に付き合いが悪くなること」

カンクロウ「今日も姉貴の結婚準備で来ただけジャン」

カンクロウ「…」

エビス「どうされましたぁ?」 




546:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/04(火) 13:27:10 ID:aoVimfS2
カンクロウ「正直、オレは恋愛要素薄いジャン」

カンクロウ「あのハチャメチャな姉貴も、無感情な我愛羅もなんだかんだあるのに」グイッ

カンクロウ「オレだけ、こうやって飲み明かすしかないジャン」

エビス「いい人は居ないんですか?」チビ

カンクロウ「…いたら、こんなことしてないジャン」

エビス「なるほど、至言ですねぇ」 




547:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/04(火) 13:29:42 ID:aoVimfS2
カンクロウ「…そろそろお開きにするジャン」

カンクロウ「エビスさん、あんたも頑張ろうな」

エビス「え、ええ、うぷ、お互い出番をいただけるように…」

カンクロウ「親父、勘定」

親父「へい」

エビス「…また、こうして呑めるでしょうか」

カンクロウ「…縁があれば、そうなるジャン?」

エビス「ふはは、その通りですね」 




548:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/04(火) 13:31:42 ID:aoVimfS2
カンクロウ(…結局、今回も出番無かったジャン)

カンクロウ(いや、まだまだ諦めたらダメジャン)

カンクロウ(…次こそは、ちゃんとメインの奴らに絡んでやるジャン)

カンクロウ(…ん?あれは…?) 




549:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/04(火) 13:35:13 ID:aoVimfS2
テンテン「…遅くなっちゃったね」

キバ「悪い、時間見てなかった」

テンテン「ううん、あたしも楽しかったし」

テンテン「また誘ってね」

キバ「へっ、オレでよけりゃあな」

テンテン「…あははっ、キバだからいいんだよ?」

キバ「え?それって…」

テンテン「なーいしょ!」

テンテン「じゃあ、あたしこっちだから」クルッ

キバ「いや、送るから…」ギュッ

テンテン「…あ、手…」

キバ「わ、悪い」パッ

テンテン「う、ううん、いいから」ギュッ 




550:バレルルーシュ ◆wjd7R.7O.A:2012/12/04(火) 13:37:57 ID:aoVimfS2
テンテン「じ、じゃあちゃんと送ってね?」

キバ「お、おう」

テンテン「…暗いからって、変なことしたらダメだからね?」

キバ「ば、し、しねぇよ!」

テンテン「え?しないの?」

キバ「いや、どうしたらいいんだよ、オレは!」

テンテン「んー、分かんない」

キバ「…はぁ」

テンテン「さ、行こう?」

キバ「へいへい、分かったよ」 




551:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/04(火) 13:40:26 ID:aoVimfS2
カンクロウ「…」コソッ

カンクロウ(…へえ、あれがキバの…)

カンクロウ(振り回されてっけど、楽しそうジャン…)

カンクロウ(…オレ、こんな役回りばっかジャン)

カンクロウ「…帰ろ、全部忘れるジャン」

カンクロウ(…オレも、春が欲しいジャン…)

番外編その3おわり 




552:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/04(火) 13:42:04 ID:aoVimfS2
これで全部です。

長々お付き合い下さり、ありがとうございました。

また続きを立てるので、その時はよろしくお願いします。

後、どなたか、完結したところに書いておいて下さると助かります。

それでは、またお会いする時までノシ 




553:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/04(火) 13:57:29 ID:/ur8YhA.
乙!

楽しかったよ! 




556:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/04(火) 17:19:43 ID:XjOM9KIw
乙でしたー 




557:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/04(火) 19:47:32 ID:aQOn2gEs
乙~! 




555:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/04(火) 17:15:12 ID:FrfUdIYg
楽しかった
まるで無限月詠の中のようだ 


ナルト「そろそろヒナタと結婚して二ヶ月だってばよ」
ナルト「そろそろヒナタと結婚して一年だってばよ」
ナルト「そろそろヒナタと結婚して一年だってばよ」-②
ナルト「そろそろヒナタと結婚して一年だってばよ」-③